職場体験学習 (川東中、角野中)

7月 4
Posted by kahakun Filed in イベント案内と活動報告, お知らせ

今週、また中学生の職場体験学習が始まりました。今日と明日、新居浜の川東中学校と角野中学校の2年生計6名がインターンとして様々な業務に挑戦してくれています。実習風景の写真をいくつか紹介しましょう。

ちょうど保育園団体のプラネタリウム観覧があり、ちびっこたちの対応を実習生の中学生にも体験してもらいました。

元気で無邪気なちびっこたち。中学生にとっては、(大人の)仕事の体験をしながら、自分の小さい頃を思い出す機会になったかもしれないですね。

そして、館内放送にもチャレンジ。

角野中学校は、本日ちょうど3年生が施設見学で訪れていました。 職場体験の2年生は、先生や先輩たちにしっかり見守られながらの館内アナウンスとなりました^^

みんな多かれ少なかれ緊張しながらも、なかなかスムーズで上手だったです。

1日目終了時に聞いた実習生たちの感想からは、彼らが、お客さんとして見ていた博物館とはまた違った、さまざまな面を見て知ることができた、ということが感じられました。博物館での仕事は、世にある多様な仕事のうちのほんの数例ではありますが、貴重な社会経験として、楽しみながら仕事に携わる実感を少しでも得られるよう、受け入れ側としても願っています。

2日目は、博物館の資料整理などを中心に取り組んでもらう予定です。引き続き、頑張ってくださいね。

<企画普及グループ 井上>

職場体験学習(大生院中)

6月 26
Posted by kahakun Filed in イベント案内と活動報告, お知らせ

今週から、地元中学校の職場体験受け入れが始まりました。

6月26日(火)、27日(水)は、博物館最寄りの大生院中学から3名の生徒さんが来てくれています。

産業資料の整理を行う、若き学芸員(?)たち

初日の今日は、さっそく産業資料整理やプラネタリウム業務を体験してもらいました。

参加された中学生の皆さん、真面目にしっかり取り組んでくれました。ハートネットワークに実習に行っている彼らの同級生が、なんと博物館で働く3名の取材にも来たそうです。どんな映像になって紹介されるのか、気になりますねー。実習にご協力いただいた本日の来館者の皆様にも、この場を借りてお礼申し上げます。

ともかく、まずは一日目、お疲れさまでした。明日の実習内容は、展示のメンテナンスです。

短い期間ではありますが、お客さんと直接向かい合う接客から、一般の方には普通はあまり見られない博物館資料を扱う業務、さらには展示の保全を行う裏方的な業務まで、直接体験する中で、ぜひ学校での学びとはまた違ったものを学んでいっていただけたら、と願っています☆

(企画普及グループ 井上)

金星の太陽面通過の観察

6月 6
Posted by kahakun Filed in イベント案内と活動報告, お知らせ


珍しさでは金環日食以上!の世紀の天文ショー「金星の太陽面通過」の観察を行いました。


金星が「ほくろ」のように見えています

数日前までは天候が心配されていましたが、今日は絶好の観測日和。
太陽面通過中ほぼ晴天に恵まれ、しかも、通過が終わった直後には、曇り空が…。

一緒に観察に来ていただいた方、ありがとうございました! そして、暑い中お疲れさまでした。
きれいに見えて、良かったですね☆
天候等最高の条件で観察できたのも、きっと皆さんの日ごろの行いが素晴らしかったおかげに違いありません^^

当館の天文クラブの方たちも、イベントに協力してくださいました。いつもありがとうございます!

天文クラブの方や、当館職員らが撮影していた写真も、先日の日食の写真と合わせて、近いうちに
いくつかまとめて科学博物館のサイトなどでもご紹介できれば、と思います。

素晴らしい作品の中から、まずは↓ひとつ↓、ご紹介しましょう。

[写真提供:友の会天文クラブ 石川さん]

もちろん、5/21の金環日食の様子です。博物館ではギリギリ金環食にはならなかったですが、室戸へ向かった天文クラブ撮影隊の皆さんが、ばっちり金環日食の様子を撮影してきてくれました。

当日天気に恵まれ、ほぼ全過程を撮影できたようですね。きれいな金環日食やベイリービーズも見えています。

この続きも、、こうご期待。

初夏の自然ウォッチング(えひめこどもの城)

6月 2
Posted by kahakun Filed in イベント案内と活動報告, お知らせ

博物館講座 自然観察会「初夏の自然ウォッチング」を行いました。

梅雨入り間近で天気が心配だったですが、講座中はずっと曇り。暑すぎず、雨に困ることもなく、風が心地よい絶妙の観察会日和になりました。

この講座は、「植物の観察」と「野鳥の観察」をセットにした、ちょっと盛りだくさんな内容のものです。植物の名前や植物を使った遊びは川又学芸員が、そして鳥の姿や鳴き声については宮内教育専門員が、それぞれ解説してくれます。名前や生態を知ると、身の回りの自然が一層身近に感じられて、楽しいですね。

まずは、鳥の観察などで使用する「双眼鏡」の使い方を確認。背丈にあったストラップの長さ調整や、個人個人に合わせたピントの調節など、ちょっとしたコツで使い心地がずいぶん向上します。

あれ、みんなちゃんと練習してますか~?

そして、いざ散策開始。

(写真左上)クスノキ」は「くすりの木」が名前の由来だという説があるそうです。実際、ちょっとくすりのような匂いがして、それが虫よけにもなっている、とのこと。そういえば、防虫剤のような匂いがします。
(写真右上)綿毛の「秘密」も、実際に試して確かめよう。

道端に見られるさまざまな植物をながめ、ときどき手にとって詳しく見たり、匂いをかいだりしながら、ゆっくりと歩いていきます。時々、鳥の声が聞こえたり、姿が見えたりしたら、野鳥の観察の時間となります。

この時期一番よく聞こえたのは、やはりウグイス。姿は見えずとも、大きな声で鳴き交わす声が聞こえます。鳴き方によって、縄張り宣言をしていたり、「オレが勝ったぞ~!」と勝利宣言をしたりしているそうです。鳥たちにもそれぞれにドラマがあり、鳴き声にも色んなメッセージが込められているんですね。

のんびり、ゆっくりと散策は進んでいきます。 各々マイペースで楽しみながら歩きましたが、子どもたちがそれぞれのびのびと色んな楽しみ方をしている姿も頼もしいです^^ なかには、新聞記者のように熱心にメモを取っている子も!

色んな遊び方も試しました。
葉っぱをつかったじゃんけん「葉っぱでポン」のほか、カラムシの葉っぱを叩いて破裂する音を出すことにも挑戦。カラスノエンドウに似たナヨクサフジは、食べたらどんな味がするのか、モノは試し!自分で食べてみて調べるのが一番☆

イヌビワの樹液とアカメガシワの新芽を使って、↓こんな↓遊びも。

イヌビワの枝を切って、樹液を手の甲にぬると、それが糊(ノリ)の代わりに。そこへ、赤い色をまとったアカメガシワを押しつけて、そーっとはがすと…葉っぱの形が赤いスタンプになって手の甲に残ります。さあ、これもみんなでやってみよう!

姉妹そろって、きれいにできました☆

参加された皆さん、お疲れさまでした。講座の中で試してみたこと、覚えたことを、今度はぜひお友達などにも教えてあげてくださいね。

<企画普及グループ 井上>

「化石の入ったペーパーウエイト」 ただいま仕込中

5月 25
Posted by kahakun Filed in イベント案内と活動報告, お知らせ

行列のできる地学系ワークショップ「ペーパーウエイトをつくろう」シリーズの第二弾、<化石の入ったペーパーウェイト>が、あす行われます。

今回は、そのイベントの舞台裏をちょっとだけ取材してみました。

ペーパーウエイト(文鎮)は、大きな石を切り出して素材を準備しています。
切りだすのに使うのは、この岩石カッター。

実際に切っている様子も、少し動画で紹介しましょう。
クリックで動画(mpeg形式)をダウンロード

こんな風に石を切ることができるんですね。切っている石自体も、宝石入り(5/12実施分)や化石入り(5/26実施分)など、
岩石ソムリエ(仮)のイワモト氏によって採取されたものも含め、地学的に貴重なものだそうです。また、こうして切りだす
ことで、文鎮としても安定し、さらに切った面を観察して岩に刻まれた地球の歴史も垣間見る事ができるわけですね。 なるほど、なるほど。

採取→加工できる量に限界があるため、どうしても限られた数での提供になること、ご了承ください。
26日は先着50名程度となりますが、興味のある方はぜひお見逃しなく!

「化石の入ったペーパーウェイト」
化石の入った石を磨いて、ステキなペーパーウエイトを作ります。
◎日時 5月26日(土) 10:00〜12:00&13:30~16:00(または材料がなくなり次第終了)
◎場所 3F科学技術館 サイエンス工房

以上、企画グループ井上による、舞台裏レポートでした☆