Archive for the '特別展・企画展・巡回展' Category
魅惑の万華鏡ミュージアムが始まりました。
来場した方々はもう万華鏡の魅力に釘付けです。
クリックしたら写真が大きくなりますよ。
展覧会に行ったら、どこにあるか探してみてね。
会場にはもっといろんな種類の万華鏡がありますから楽しみにして来てくださいね。
右上の万華鏡の動画です。(←クリックして再生できます。)
(企画・伊藤)
いよいよ特別展「光と鏡のサイエンスアート 魅惑の万華鏡ミュージアム」が始まりました。
楽しさ満載の秘密はこれ!!
一つは、世界中のきれいで珍しくて面白くてためになる万華鏡が一堂に集まっている!
一つは、ほとんどの万華鏡に自分で触れて見られて万華鏡の世界を楽しむことができる!
一つは、なぜこんなたくさん楽しい万華鏡ができるのか科学的に謎解きできる!
一つは、万華鏡の投影機やクイズラリー、ワークショップ、SNS投稿などでミュージアムに参加できる!
実際に見に来て体験しないとわからないことがいっぱいありますから、みんなに美しさだけではない万華鏡の魅力と感動を味わって欲しいです!
ぜひともみなさんのご来館をお待ちしています!
(企画・伊藤)
特別展もお盆ウィークと合わせて開催した「夏だ!おもしろ実験まつり」もおかげさまで大盛況でした。
たくさんの方のご来場ありがとうございました!
その時の様子を特別展を中心に報告します。
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開館前のエントランスにはすでに数十人の列ができていました。
少しでもいい席に座ろうとプラネタリウムの行列も長くなりました。
この回は満員御礼でした。
特別展も整理券を配布して、途中から入場制限がかかりました。
それでも展示ケースの前にはたくさんの人が並びました。
ステゴザウルスとティラノサウルスの機械組立ルームとボディ組立ルームの様子です。
親子や兄弟で力を合わせて組み立てているのが微笑ましい!
特別展も早いもので、開幕してから20日目。中日(11日・12日)目前となりました。たくさんの方のご来場ありがとうございました。
前回は館内で見かけた「素敵な笑顔」に集まってもらいましたが、今回は「ナイスガイ」に注目してみました。
ところで、ここに集められた写真には、ある共通点があるのですが、それは何でしょう?ん?かんたんですよね?
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さっそく答えですが、ズバリ「恐竜」です。Tシャツのプリント柄に入っていたり、グッズを持っていたりしていますよね。
ご来場のみなさん。さわやかな「笑顔」をありがとうございました。
(企画・伊藤)
みなさん。博物館の展示室に入ったとき、最初に何を見ますか?
もちろん、展示物を見ますよね。でも、読むのが面倒くさいからと「キャプション」をとばしていませんか?
では次に問題です。これは何でしょう。特別展の中にある恐竜化石の展示物です。
展示室に入った人は、多分強烈な印象で覚えていると思います。
答えは「恐竜の糞」です。
「え〜!」「本物なの?」「臭くない?」と思う人もいるでしょうね。
しかし、これは正真正銘の「恐竜の糞」です。
中味は鉱物に入れ替わっていますから臭くはありません。
では「キャプション」ご覧ください。
こんなの書いてないと分かりませんよね。でも「え~信じられない。」と思われたとしても、きちんと調べられたものなので、ほんとうに間違いはありません。
では、次の写真は何でしょう。
これは「ハドロサウルス類の鱗(うろこ)状の皮膚」の化石なのだそうです。
糞にしても皮膚にしても化石として残ることがあるんですね!
これもキャプションを見てみましょう。(小さい場合は写真をクリックして拡大してみて下さい。)
「ハドロサウルス類」の名前以外にもいろいろな情報が書いてありますね。
部 位:皮膚痕[実物] 分 類:鳥盤類 鳥脚類 ハドロサウルス類
時 代:白亜紀後期 産出地:カナダ
所 蔵:愛媛県総合科学博物館 説 明:うろこ状の皮膚の化石
●これらは、この化石の最低限の基本情報が書いてあって、化石の「名札」みたいなものです。これをみて、どんな化石かだいたい知ることができるようになっています。逆に化石があっても、基本情報が分かっていないと、化石の価値は半分以下になってしまいます。
●「キャプション」を見ていると、たくさんの専門用語が並んでいますが、もし、恐竜についてもっと知りたいとか、夏休みの自由研究をしてみたいという気持ちがあったら、このキャプションを手がかりにして、図書館やインターネットで調べてみてください。いろんなことがたくさんわかっておもしろいですよ。
●また、「所蔵」しているところも要チェックです。本やイラストや写真だけでなく、実物または複製を見に行くのは「基本のき」で、大切な調査の一つです。今回の特別展に並んでいるような実物の化石と対面することで、分かること感じることがとても大事なことなんです。
●では、次に、恐竜ロボットファクトリーで動く恐竜として再現されている「ヴェロキラプトル」の化石とキャプションを見てみましょう。
部 位:頭骨[複製] 分 類:竜盤類 獣脚類 ドロマエオサウルス類
時 代:白亜紀後期 産出地:モンゴル
所 蔵:徳島県立博物館 説 明:体長は約2.5m。大きなかぎ爪(つめ)でえものをおそっていたものと考えられている。前あしの化石に羽毛があった構造が見つかっている。
●「恐竜に羽毛?」と思った人もいると思いますが、恐竜に羽毛があったことは昔から知られていて、今も議論になっています。
●ティラノサウルスも含めたいろんな恐竜が、羽毛があったのか、鱗だったのか、皮膚や羽毛はどんな色だったのか、とても興味深いですね。毎年新しい論文が出て、状況が変わっているようなので、くわしくしらべてみるのもいいですね。
●何と言っても、今から2億年以上前〜6500万年前のことですから、だれか見たことある人がいるわけではなく、化石などの研究成果などをもとにして、生きていた頃の姿や環境を復元するしかありません。
●ということは、新しい研究成果で、今までの恐竜像が変わってしまう可能性が常にあるということですよね。この特別展とキャプションを手掛かりにして、皆さんも恐竜について調べてみませんか?
(企画・伊藤)