Archive for 4月 29th, 2011
地質(ちしつ)という言葉をごぞんじですか?
なじみがあまりないかもしれませんが、
地震などの災害も「地質」が関係していますし、
皆さんが住んでいるこの大地も「地質」です。
実は社会と深くかかわっている「地質」を身近に感じてもらうために、
2008年に5月10日が「地質の日」として制定され、
毎年5月8日の前後には各地で「地質」関係したイベントが開催されています。
当館でも5月8日に「地質の日」関連イベントを企画しています。
その1 化石をさがそう!
石や砂の中から、本物の貝などの化石のかけらを探します。
見つけた化石はプレゼント。化石のクリーニング体験もできます。
日時:5/8(日)10:00~12:00、13:30~16:00
※試料がなくなり次第、終了致します
場所:愛媛県総合科学博物館エントランス
参加:無料(申込不要)
その2 きれいなアンモナイトのレプリカをつくろう
お湯でやわらかくなる樹脂を使って、きれいなアンモナイトのレプリカを作ります。
日時:5/8(日)10:00~12:00、13:30~16:00
※材料がなくなり次第、終了致します
場所:愛媛県総合科学博物館エントランス
参加:無料(申込不要)
その3 博物館で「ちがく」クイズラリー
愛媛県総合科学博物館には、たくさんの「地学」の展示があります。
展示を見ながらクイズに答えて、地学博士をめざそう!!
日時:5/8(日)9:00~17:30
場所:愛媛県総合科学博物館 4F自然館
参加:無料(参加には常設展示券が必要となります)
この機会に博物館で「地質」を身近に感じてみませんか。
(企画普及グループ 岩本)
博物館展示室のメンテナンス。
なかなか目にすることは少ないかもしれません。
今日は、そんなメンテナンス作業を少し紹介します。
四階、自然館に「鹿島 海の自然」と「石鎚山のブナ林」という展示があります。
ジオラマで自然風景を再現した、迫力あり、よく見るといろいろな発見がある展示です。
この展示の電球交換は、なかなか骨の折れる仕事ですが、
今回は蛍光灯を「冷陰極管」といって非常に長寿命の電灯に交換しました。
「鹿島 海の自然」は展示してあるサンゴをのけないと電球が交換できません。
「石鎚山のブナ林」は地面が平らでなく、脚立を立てる際に苦労しました。
このようにして、常設展示室は皆さんが観覧しやすいよう人知れずメンテナンスされています。
(企画 岩本)