Archive for 11月, 2011
「科学博物館メルマガ」 ~予告編~
博物館の話題をタイムリーにお届けする「科学博物館メルマガ」が、いよいよ始まります!!!
今日(11/20(日))現在、まだトップページにリンクを貼っていないのですが、実は…以下のURLで直接
アドレス登録ページへアクセスすることができます。(登録もできます!)
http://www.i-kahaku.jp/mailmagazine/index.html
今月中に第一号をお届けできれば、と思っています。
いち早く、注目イベントや申込み情報をゲットしたい方、定期的に博物館のイベント情報に触れたい方、
その他博物館に少しでも興味をお持ちの方は、ぜひぜひ!メルマガ購読に登録ください。
登録購読は無料で、不要な場合は、配信停止(メルマガ退会)も登録ページからワンクリックで手続き可能です。
まずは気軽に情報をチェックして見てくださいね。
今日から、また新たなインターンシップがはじまりました。
実習に来てくれているのは、新居浜工業高校の2年生3人です。本日11/15(火)から18(金)まで、全4日間。
今回のインターンシップでは、なんと(!)館内アナウンスにも挑戦してもらいました。
3人とも、思いのほか落ち着いていて、アナウンス自体も聞き取りやすく上手で、脇で聞いていた私自身ちょっとびっくりしてしまいました。
明日・明後日は、学芸課学芸員の指導のもと、様々な博物館資料に関わる仕事を、そして最終日の金曜日には、サイエンスショーにも出演してもらう予定です。今週の金曜、博物館にお越しの方は、ぜひインターンシップの高校生と共にお送りする、スペシャル版サイエンスショーにご注目ください☆
(企画 井上)
森のそうじ屋・キノコの観察
平成23年11月12日(土)、博物館講座「森のそうじ屋・キノコの観察」が行われました。キノコって、妖しくて、可愛くて、神秘的で、不思議で…「もっと知りたい!」という参加者のみなさん22名が新居浜市民の森に集合です。
案内は…
幅広い専門分野を持つ 自然研究科 小林学芸員。
ボランティアスタッフの郷田さん。
自称キノココレクター企画普及グループ 光澤 です。
気持ちの良い秋晴れの中、キノコを探します。道中、昆虫や植物にも興味をひかれながらも
今日の観察のメインは『キノコ』です。
『キノコ』と言っても、おなじみのあの形のものだけでなく、
木にスカートのようにくっついているものもあります。
自分の安全とキノコを傷つけないように気を付けて、優しく採取。
観察しながら、色々なキノコを採集しました。
形の分類は 4種類
「キノコの形」「おさらの形」「ボールの形」「ヘンな形」
生えていた場所は 2種類
「木から」「地面から」
みんなが採集したものを並べてみると…
「地面から」生えていた「キノコの形」のキノコ
と
「木から」生えていた「お皿の形」のキノコ
が多く取れました。
普段 道で出会っても「キノコ見つけたー」でおしまいではないでしょうか。
今日は 小林学芸員の解説で それぞれのキノコの名前や特徴、
「森のそうじ屋」と呼ばれるキノコの分解者としての役割を学ぶことができました。
かわいくて、ヘンなキノコにたくさん出会えた楽しい講座でした。
キノコは 実際に触ってみると、意外に固かったり、もろかったり。
今日はお勉強のために採集しましたが、自然の中にスックリと生えている姿が
やっぱり一番ステキだなぁと思いました。
※食べるのはもちろん、触るだけで危険なキノコもありますので、くれぐれもご注意ください。
(企画普及グループ 光澤)
みなさんは「絹(シルク)」が何からできているかご存知ですか?
なんと、「カイコガ」の「まゆ」からできているのですっ!!
開館記念日に合わせて
このまゆを使った可愛い人形づくり『まゆ玉人形をつくろう』を開催しました。
ひよこやペンギンなど、当館の腕利き職員が考えた人形を参考に
家族で楽しく作成している様子が見られました。
オリジナルの大作や同日開催「タネで遊ぼう」とコラボした作品を作っている人の姿も。
ふだん見ることの少ない絹糸の材料「カイコガのまゆ」を使ったこの企画。
みなさんのご要望があれば、また開催したいと考えております。(企画 岩本)
理系女子講演会
女性ディレクターが語る TV界の理系のお仕事
平成23年11月3日(文化の日)、四国理系女子会 講演会を開催しました。
講演会には「NHKスペシャル」や「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」などの自然科学番組の制作に20年間携わっておられる、NHK科学・環境番組部 専任ディレクターの水沼真澄さんをお招きし、ご自身の進路選択、職業選択の経験や自然番組制作現場の映像等を交えて、お話いただきました。
四国理系女子会 Science Girlsの第1弾かつ目玉イベントである、11月3日の講演会には四国中から多くの女子中高生が参加してくれました。
お越しいただいたみなさん、本当にありがとうございました。
講演では、水沼さんが現在のお仕事をされるまでの選択やその時の想いをお話いただきました。
水沼さんご自身の力強くも気取らないステキさに、女子中高生たちは自分の夢や進路を重ね合わせることができたようです。
〈参加者アンケートより〉
「女性がつける仕事がたくさんあって、いろいろな人生を歩めるんだなと思いました。とてもおもしろい講演でした。」
「理系といっても、たくさん仕事があるんだなぁと思いました。大変な仕事でも、自分の好きなことを頑張ることが大切で、それだからこそ続けられるのだと思いました。」
「自分は文系がとくいじゃないから理系にすすまなければいけないときめつけてしまっていたけど、今回のおはなしはそうじゃないってことを学びました。」
講演では自然科学番組を制作するまでのお仕事の様子や、私たちにとって非日常な取材の様子などを映像や写真を交えて仕事の魅力についてお話しいただきました。
〈参加者アンケートより〉
「ディレクターってどちらかというと偉い人で、撮影してきた映像を見るだけとかかと思っていました。でも、これを見て、自分が現場に行ったり、かなり楽しそうだなと思いました。」
「最初は、理系の仕事の話ということで、難しい話と思っていたのですが、TVの話ですごくおもしろかったです。ディレクターさんの大変さとか、TV制作の過程とか、裏話も聞けてよかったです。」
参加された皆さん「憧れを身近に」感じて、それぞれの夢や進路を考えるきっかけになれたようで、私たちもとても嬉しいです!
●博物館の理系のお仕事を体験する『学芸員体験』
12月18日~
※応募締切 12月1日 応募者多数の場合は抽選となります。
●理系出身の先輩と交流するサイエンスカフェ『理系の先輩と語ろう』
2月12日
※応募締切 1月29日 応募者多数の場合は抽選となります。
と、今後も将来の夢に悩む 女子中高生の皆さんを応援していきます!
ぜひ、博物館に『自分の夢』を探しに来てください。
(企画普及グループ 光澤)
『女子は理系が苦手…?』
『理科は好きだけど…私が理系に進学して、
どんな人生になるのか、想像がつかない』
進路や夢に迷う、女子中高生の皆さんに理系分野の楽しさを知ってもらうために
実施する事業です。
この事業は独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の平成23年度「女子中高生
の理系進路選択支援事業」として採択されました。