Archive for 1月, 2013
南極からのたより
第54次日本南極地域観測隊に参加している川又さんから、博物館にお便り(メール)が来ました。
川又学芸員にの詳細ついては<こちら>
> 川又です。元気です。現在、昭和基地からです。
・・・
> 明日1/25日から2/3までラング雪鳥沢に再び観測に出かけます。
> 観測も後半戦になりました。安全第一で任務にあたります。
(部分抜粋)
厳しい環境で任務にあたっているため、こちらからの返信はできませんが、このように博物館にお便りをくれました。
メールの容量にも制限があるそうで、とっても簡潔なメールですが元気でされている様子を推測できます。
簡潔なメールを読みほぐしていくと、気になる単語が。
はて?「ラング雪鳥沢」…??「ラングホブデ」に行くとは言われていましたが…?「ラング雪鳥沢」??
気になったので調べてみますと、
「ラングホブデ」地域には「雪鳥沢」という南極特別保護地区に指定されている場所があるようです。
きっとここのことでしょう。
「ラング雪鳥沢」と略すのが、観測隊の専門用語なのか それともメールの制限による略語なのか…。
(個人的には)なんか気になるので帰ってきたら川又さんに聞いてみることにします。
地面のほとんどが雪と氷に覆われた南極大陸ですが、
雪鳥沢は露岩帯(ろがんたい・雪や氷が少なく地面がむきだしになっているところ)だそうです。
岩があるということは…
川又さんはきっと『地衣類』のことも考えているのでは。
川又さん!引き続き、がんばってください!!
(企画普及グループ 光澤)
◆古生物おみくじのその後◆
改めまして、あけましておめでとうございます。
博物館は1月2日より開館し、たくさんの皆さんに「初・科学」をお楽しみいただきました。
新春プレゼント、凧作りや化石発掘、恐竜クイズ…とイベントが盛りだくさんだった冬休みですが、
そんな中、地味~に開催していたのが…
「古生物 おみくじ」 です。
常設展示室4階に設置した、おみくじコーナー
おみくじには「今年のあなたの古生物」とちょっとしたメッセージが書いてあります。
例えば…
トリケラトプス
やったね!3本のツノとフリルがおしゃれなトリケラトプス。
おしゃれにも力を入れると、いい事がある!?
…という感じです。
科学的な根拠や、ご利益はありませんが…
皆さんが 古生物(昔、地球にいた生き物たち)に親しみを持ってもらえるような内容をいっしょうけんめい考えて作っています。
『自分の今年の古生物』を展示室内で探して、おみくじを くくれるようにしてみました☆
たくさんおみくじがくくられている様子を見ると「楽しんでくれたのかな~」と嬉しくなります。
さて、この博物館オリジナルの古生物おみくじですが、冬休みの終りに、スタッフで片付けを行いました。
大事に集めたおみくじを…
学芸課の真鍋係長のお家に持っていきます。
(真鍋係長は、なんと!三島神社の神主さんなのです)
神社で「おはやし」をしてもらいました。
たくさんの皆さんが 博物館で 自然科学を楽しんでくれる 良い1年になりますように。
今年も愛媛県総合科学博物館をよろしくお願いいたします。
(企画普及グループ 光澤)
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愛媛県総合科学博物館メールマガジン
No.13 2013.1.13
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当館では、現在3本のプラネタリウム番組を投影しています。
ここで、問題です。(博物館常連のかた向けの難問です!)
投影中の3番組「コズミックコリジョンズ」、「ダイナソーDX」、「ハロー
キティ」は、3本とも、冒頭はある共通する何か のシーンから始まります。
それはいったいなんでしょう?
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[申込み 受け付け中]
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■企画展「愛媛の博物誌」 海の生きものワークショップ
昨年度も企画展「光で魚を取る漁業」関連イベントとして大好評だった、
海の自然誌研究所の方たちによる、海にまつわるワークショップを、今回も
開催します。沖縄からやってきた海のハカセたちと一緒に、海のいきもの
たちの謎に満ちたくらし方を、楽しみながら学んでみよう。
1/20(日)
1)10:00~12:00 なりきり!磯の生きもの(対象:小1~3)
2)13:30~16:00 プランクトンレース(対象:小4~6)
<要事前申込み/定員 各回先着30名>
参加申し込みは、Email.FAX、または電話にて。
詳しくは、以下の案内をご覧ください。
http://www.i-kahaku.jp/exhibition/2012/1123/img/work.pdf
<参考サイト:MARE(マーレ)>
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[これからのイベント]
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■「かわいい よく揚がる♪ミニ凧をつくろう」
<1月26日(土)13:30~16:00>
薄いスチロール板に好きな絵を描いてミニ凧を作ります。持って歩くと
ふわっと浮かぶ、手軽に楽しめるお正月向け科学工作です。
場所:展示室3Fサイエンス工房
料金:無料(ただし、常設展示室観覧券が必要です)
定員:先着100名程度
■プラネタリウム 星空ライブ解説
毎月一回以上、タイムリーな星座や天文の話題をライブ投影にて紹介
しています。今月は、今年2013年に注目したい天文現象をまとめて全部
紹介します!
1/13(日)14(月祝)テーマ:「2013年天文ハイライト」
2,3回目投影(12:00、14:00)の前半に実施
場所:プラネタリウム
料金:プラネタリウム観覧料が必要
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[現在開催中!]
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■企画展「愛媛の博物誌」
愛媛県立博物館から移管された膨大な自然史資料から「貝類」を中心に
取り上げて展示するほか、愛媛ゆかりの博物学者を紹介します。
期間:1/27(日)まで
場所:1F企画展示室
料金:無料
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[注目トピック]
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2月9日・10日は、毎年恒例の「わくわくサイエンス広場」を開催!
様々な科学工作や体験コーナー、特別サイエンスショーなど、
楽しい企画が今年も科学博物館に集結します。
今月中に、詳しい情報など順次公開される見込みです。お楽しみに!
=編集後記=
冒頭のプラネタリウム番組に関するクイズ、分かりましたか?
答えは、「3本の番組すべて、冒頭は『彗星』のシーンで始まる」
でした^^
彗星の話題は、実は今、非常にタイムリーな話題でもあります。
2013年には、歴史的な大彗星になるかもしれないと言われている2つの
彗星がやってきます。今月13日、14日のプラネタリウムライブ投影でも、
最新の情報に基づいてこれらの彗星の話題もしっかりご紹介しますよ。
(企画普及グループ 井上)
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発行: 愛媛県総合科学博物館 企画普及グループ
〒792-0060 愛媛県新居浜市大生院2133-2
Tel:0897-40-4100 Fax: 0897-40-4101
Web:http://www.i-kahaku.jp/
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皆様、あけましておめでとうございます。
博物館は今年も1月2日より開館し、『新春初科学2013』と銘打って様々なイベントを開催しました。
エントランスでは、昨年に引きつづき「化石を発掘しよう-木の葉化石編-」を開催しました。
化石の原石からはたくさんの木の葉の化石が発掘されたようです!!
この化石原石は、
栃木県那須塩原市に昔あった湖に堆積したものです。
よく見ると、白色の層と茶色の層の縞模様がみえますが、
この2層がペアで1年間に堆積したものです。
昔は山の中にあった湖なので、植物の化石だけでなく、
湖の周辺に住んでいた、昆虫や魚などの化石も産出します。
通常、水の中に堆積した木の葉はすぐ分解されるので、
なかなか化石として残りにくいものです。
このように大量にそして綺麗に化石として産出するのは、
全国的にみてもめずらしいとおもいますよ。(企画 岩本)