新年度がスタートしました。今まさに、桜が満開の季節ですね!
科博では、今年度も様々な展示やイベントを開催しますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、毎週日曜日に更新しております「捜査展日記」。5回目の今回は、本展の目玉の一つ「捜査体験コーナー」についてご紹介します。

「捜査体験コーナー」では、タブレット端末を使って、会場の事件現場セットの中から様々な情報を集め、事件解決までをゲームのように体験することができます。

参加費は、1回300円です。


まず、受付でタブレット端末(捜査手帳)を受け取ります。タブレット端末は全部で12台ありますので、一度に12組体験できます。ご家族・グループで1台の端末を使ってもいいですよ。その場合は、1人分の参加費でOKです。

画面に事件の説明などが表示されますので、指示に従って事件現場に行き、証拠採取を行います。


現場セットには、証拠になりそうな物がいろいろと置いてあります。


タブレット端末をかざすと、ピロ〜ン♪という効果音とともに、調べたものが画面に表示されます。これで証拠採取完了です。ただ、中には証拠としては使えない物や、事件とはまったく関係のない物もあります。いろいろ探してみましょう!


証拠採取以外にも、目撃者からの聞き込みなどもありますよ。

いろいろな証拠や証言を集め、それを元に犯人を推理していきます。判断・推理を間違ってしまうと、無実の人を逮捕してしまうことになりますので、慎重に捜査を進めてくださいね。ただし、制限時間もありますのでご注意を。

期間中は現場セットが入れ替わり、4つの事件・事故が発生します。だんだん難しくなりますよ。
・4/23〜5/8 スーパーくだん 盗難事件(難易度★)
・5/10〜5/22 九段町ヒルズ 火災事件(難易度★★)
・5/24〜6/6 九段町交差点 交通事故(難易度★★★)
・6/8〜6/26 九段町小学校 誘拐事件(難易度★★★)

最後の誘拐事件だけは、「2人一組でチームを組んで」体験します。一人は、捜査一斑として、タブレット端末の中に出てくるミッションに挑戦します。もう一人は、タブレット端末ではなく、分室にある別のミッションを解決していく役目です。一人でも体験できないことはありませんが、両方のミッションを一人でこなすと、まず時間が足りずにゲームオーバーになってしまいますので、ご家族や友だちと一緒に体験してみてください。

事件を解決したら、スタンプカードにスタンプを押します。スタンプの数によって、次回の参加費を割引していきますので、ぜひすべての事件・事故にチャレンジしてくださいね。

そして、見事すべての事件・事故を解決された方には、「科博捜査官認定証」を進呈します!

なお、曜日や日にちによって受付方法が変わりますので、ご注意ください。
【平日】終日先着順 9:00~17:30
【土日祝日】(予約制・72組)9:00~12:00 (先着順・150組程度)13:00~17:30
【5/3~5/5】終日予約制(200組程度)9:00~12:00/13:00~18:30

実は、このタブレット端末は1日フル回転で使うと電池が持ちません…。
平日は来館者が少ないので大丈夫ですが、土日祝日やGWはたくさんの方が体験され、夕方には電池が切れてしまいますので、お昼に1時間充電時間を設けております。

体験時間は事件・事故の種類によって変わりますが、大体15分~25分くらいです。

予約制の場合は余裕をもって30分間隔で行うことにしていますが、先着順だと前の人が終わり次第ご案内できるので、よりたくさんの方に体験していただけます。 そこで、土日祝日の午前中は予約制でお昼に充電時間を確保し、午後はなるべくたくさんの方に体験していただけるよう、先着順としています。

なお、GWイベントを行う5/3〜5/5の3日間は1日数千人の来館者が予想されますので、終日予約制です。

おそらく、捜査体験コーナーの受付をするために開館前からたくさんの方が並ばれますので、午前中にはすべての時間枠が埋まってしまうかもしれません。あらかじめ、ご了承ください。

次回は、関連イベントについてご紹介します。

(企画普及グループ 秋山)