皆さんは、怖いと思うものがありますか?怖いのに知りたい・見たいと思ってしまうことはありませんか?この春、科博では「怖い」と「知りたい」の感情を、体験を通して科学的に解説する企画展「こわいものみたさ」を開催します。幽霊船を探検しながら、暗闇での感覚や恐怖を体験し、怖いや知りたいという感情の理由を確かめてみませんか?

幽霊船で恐怖を体験

Story

ゾーン1:甲板

まず最初にしなければならにことは、いくつかのボックスから金貨を見つけだすこと!金貨が入っているボックスはどれ?金貨以外には一体何が入っているのでしょう?ちょっと怖いけど、探ってみたい…そんな気持ちを体験してください。

ゾーン2:暗い通路

真っ暗な通路を手探りで進んでいきます。視覚以外の感覚が頼りです。床や壁には何か仕掛けがしてあるかも!?

ゾーン3:壁に掛けられた絵画

真っ暗な通路を抜けると、壁にいくつもの絵画がかけられています。でも、ただの絵画とはどこかが違う…!?どんな絵画なのか、その目でしっかり確かめてみてください。

ゾーン4:のぞいてみると…

さらに進んでいくと望遠鏡や怪しげなカーテンがかかっている場所が…。のぞいてみると、そこには何があるのでしょうか?勇気を出して見てみましょう。

ゾーン5:船長室への通路

目的の船長室までもう少し。ですが、ここでも少し不気味なものたちが、あなたを待ちかまえているようです。

ゾーン6:船長室

様々な恐怖を体験し、ようやく最後の船長室です。指定の場所に金貨を届け、無事にミッションクリア!…となるでしょうか。

「こわいものみたさの正体」

幽霊船で恐怖を体験したあとは、「人はなぜ怖いと思うのか」、「怖いという感情はどういうことか」、「怖いと逃げたくなるはずなのに、怖いものを見たくなるのはなぜなのか」など、幽霊船を通して感じた恐怖や、暗闇の中での体験について、パネル展示などで科学的に解説します。そして、恐怖を感じる側から、恐怖を感じさせる側の体験もできるかも!?ぜひ、この春は、「こわいものみたさ」を体験しに来てください。

博物館HP https://www.i-kahaku.jp/exhibition/2019/kowaimono/index.html

(企画伊藤)博物館だよりNo.85を再編集(原文:企画角田)