Archive for 7月, 2019
小中学生のみなさん。夏休みを楽しんでいますか?
夏休み課題といえば自由研究ですが、みなさんの作った自由研究はどこに行くか知っていますか?
もちろん学校に提出するわけですが、その後、校内審査があって、学校から愛媛県総合教育センターに「愛媛県児童生徒理科研究作品」(主催は愛媛県教育委員会)応募作品として提出されます。
センターで応募作品の審査が行われ、
○ 特別賞 ‥‥‥ 7作品以内(賞状、楯、記念品)
・愛媛県知事賞 ・愛媛県教育委員会教育長賞
・愛媛県教育研究協議会長賞 ・愛媛県高等学校教育研究会長賞
○ 優秀賞 ‥‥‥ 200作品以内(賞状、記念品)
○ 努力賞 ‥‥‥ 300作品以内(賞状)
○優秀な成績を収めている学校には学校賞(3校以内)が選出されます。
そういえば、下のようなポスターが校内にはってあったり、終業式などで入賞者が表彰されていたりしていませんでしたか?アレです。
その「愛媛県児童生徒理科研究作品」は、愛媛県内の小学校・中学校・高等学校相当の児童生徒を対象に毎年行っているもので、今年度で57回目を迎えます。
入賞作品は表彰されるとともに、県内を巡回展示されます。東予地区の展示会場が愛媛県総合科学博物館で、毎年11月下旬の土日に展示されています。
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ここで前回の特別賞の作品を見てみましょう。(愛媛県総合教育センターのHPより)
下線のある作品のリンクをクリックすると、研究の内容を見ることができます。
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愛媛県知事賞…「ぼくの探査機着陸成功! 落下・衝撃吸収の実験」
愛媛県教育委員会教育長賞…
「水時計のひみつをさぐってみたよ」「 粟井川の干がたに生きるカニの世界 PART2」
愛媛県教育研究協議会長賞…
「アゲハのけんきゅうパート3 赤と光で大発見!!」「 雨粒の研究」
愛媛県高等学校教育研究会長 …
「「見る」とは何か ~4つのテーマから科学する~ 」「カキの発芽 -胚の成長と胚乳の利用-」
学校賞…今治市立乃万小学校 大洲市立大洲小学校 松山市立道後中学校
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みなさん読んでみてどうでしたか?
時間のない人は「研究の動機」と「まとめ」「考察」だけをみてもとても参考になります。
ちなみにざっと斜め読みして、研究の流れを見てみると…
●日常生活の中から疑問を見つける。(このあたりの観察眼がすごいですよね。)
●疑問に対する情報収集と分析を行い、そこから解決の見通しを立てる。
●見通しで立てた証明の方法に基づいて実践をし、結果を考察する。
…というような流れが見えてきましたが、何と言っても最初の疑問(目のつけどころ)が大切なようですね。
▶入賞者の中には、研究の内容によって夏休み前から始めたり、何年も継続して研究したりする人がいましたね。締切は毎年9月上旬と決まっているので、それを一つの目標として、夏休みに関係なく研究をしている人がいるのは驚きでした。
▶それはすなわち、主体的に取り組む、考える力を伸ばすという「自由研究」の目的をしっかり理解している人の作品だと思いましたし、自分で研究をやり切ったときの達成感は何ものにも代え難い貴重な経験になるだろうと強く思いました。
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◆さて、当博物館でも8月1日(木)2日(金)に「夏休み自由研究相談所」を開設します。研究がどこまで進んでいて、どこで行き詰まっているのか整理して来てもらうと、相談が進みやすいと思いますのでよろしくお願いします。
◆また、そのためのヒントとして、「愛媛県児童生徒理科研究作品」をふくめ、たくさんの過去作品を見ておくと、とても参考になると思います。
◆ここで、参考になるサイトをもう一つご紹介します。
「自然科学観察コンクール」(通称:シゼコン)のHPより引用します。
(主催:毎日新聞社 自然科学観察研究会、共催:文部科学省、協賛:OLYMPUS)
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昭和35年から半世紀を超えて続く、全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクール。自由研究の発表の場として、動・植物の生態・成長の観察記録、鉱物、地質、天文、気象の観測など、自由なテーマでの作品募集を毎年行っています。過去の受賞者・参加者の中には、このコンクールをきっかけに、研究者への道を選んだ方も多くいらっしゃいます。
小・中学生の子供たちが身の回りで見つけた「なぜ?」「どうして?」という素朴な疑問を研究する、そんな機会を広く提供していきたいというのが、私たちの願いです。
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詳細については省略しますが、シゼコンのHPと受賞作品がまとまって掲載されている「入賞作品のガイド集」のリンクを貼り付けておきますので、自由研究の題材、研究方法などの参考にしてくださいね。夏休みはこれからが本番ですが、課題の方も頑張ってください。(企画・伊藤)
遅かった梅雨も明けて、本格的な夏がやってきましたね!
宿題や自由研究が気になる人も多いと思いますが、科博に来れば解決できるかもしれませんよ! イベントがたくさんあって楽しいし、自由研究の題材を探すなら科博が一番です!
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では、8月のイベントスケジュールからごらんください。
(こちらをクリックすると大きく表示されます。)
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▶なお、以下のワークショップは事前予約が必要です。
(詳しくはこちらで確認して予約してください。)
●8月2日(金)締切→「ペーパーからくり『羽ばたく鳥』を作ろう!」8月17日(土)実施
●8月13日(火)締切→A「モーター動力の『GOGOペガサスを作ろう』」8月27日(火)実施
77777777777777777B「貯金箱ロボットを作ろう」8月28日(水)実施
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8月のイベントはさらに盛りだくさんですね!
ここからは、簡単な説明をしながら、リンクを貼っていきますので、詳しい内容は下線の引いてあるリンク先で確認してくださいね。(画像をクリックすると大きくなります。)
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■8月1日(木)〜8月だけの限定投影「攻殻機動隊」が始まります!■
(プラネタリウムのHPはこちらをクリック)
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■8月1日(木)~2日(金)「夏休み自由研究相談所」を開設します!■
(くわしくはこちらをクリック)
事前の申込は必要ありませんが、あらかじめ相談したい分野、質問したい内容を自分で調べたり、考えたりしておいてくださいね。
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■8月10日(土)~12日(月)「夏だ!おもしろ実験まつり」があります!■
毎年恒例のおもしろ実験まつりです。「巨大熱気球の実験」「巨大シャボン玉実験」など科博学芸員ならではの実験ショーを行います。チャレンジ!プチ工作では、新しい工作も加えてエントランスにて無料で行います。毎年行列ができますので、お早めにお越しください。
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■8月14日(水)~18日(日)「超伝導で人体浮上実験」をおこないます!■
今年もスペシャルなサイエンスショーを行います!
超伝導のサイエンスショーでもすごいのに、今回はさらに人体浮上実験を行います。「ホントにできるの?」「危なくないの?」と思う方はぜひおいでになってじかにご覧ください。「なるほど!これでリニアモーターが実用化できるのか!」と納得がいくかと思います。
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■8月21日(水)「教員のための博物館の日」をやります!■
先生方必見です!ぜひとも参加なさって、博物館の利用の仕方のヒントをお持ち帰りください。
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■9月1日(日)「特別展『からくりランドの大冒険』最終日!■
「見て、さわって、楽しく学べる」特別展「からくりランドの大冒険もこの日が最終日です。お見逃しのないように、予定の中に入れておいてくださいね。
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■特別展関連のワークショップも好評開催中!■
●特別展の会期中、毎日開催のワークショップ
「大漁!!スピナー釣り堀」「ピョコピョコおもちゃ」
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●特別展の会期中、土日祝のみ開催のワークショップ
「オリジナル歯車アクセサリーを作ろう」(8月10日〜12日を除きます)
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●8月6日(火)29日(木)に限定開催のイベント「みんなdeドミノ」
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●8月17日(土)に限定開催のワークショップ
「ペーパーからくり『羽ばたく鳥』を作ろう!」8月2日締め切り
(こちらで確認して予約してください。)
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●8月27日(水)28日(木)に限定開催のワークショップ8月13日締め切り
(こちらで確認して予約してください。)
A「モーター動力の『GOGOペガサスを作ろう』」8月27日(火)
B「貯金箱ロボットを作ろう」8月28日(水)
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●事前申込制のものもあるので、しっかり確認して(←募集継続中かクリックして確認)、早めに申し込んでくださいね。(企画・伊藤)
みなさん。とうとう夏休みに突入しましたね!
一足先に開幕した、特別展「からくりランドの大冒険」は、最初の3連休でお盆並の出足を記録しました。サブタイトルは「ゆかいなしかけのおもちゃたち」となっていますが、カラクリが動くしかけを「歯車」と「カム」と「軸受(ベアリング)」をキーワードとして科学的に説明しています。自由研究にはピッタリですね。この仕組みがわかれば、自分でカラクリのしかけを作れるかも!ショップでは展示品の一部を販売しています。
さて、年間に40講座程度開いている博物館講座。人気の講座もたくさんあります。夏休み前半の講座の締切はもう過ぎてしまいましたが、後半の講座はまだこれからです。自然の中を散策する講座もあり、天体を観察したり、工作したりする講座もあり、工場を見学に行く講座もありますよ。中には自由研究に役立ちそうなものも。内容をよくご覧になって、やってみたいという講座があれば、ここからぜひご応募ください。待っております!
※表の見方は、左の日時が「実施日時」、真ん中が「内容」右の月日が「応募の締切日」になります。「(講座の名前)」をクリックすると、博物館講座の応募フォームに進みます。
※博物館講座をグループ毎にご覧になりたい方はこちらをクリック。申込にも進めます。
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今年の夏もやって来た!何が起こるかドキドキの 暑さを吹き飛ばすヒヤヒヤの
プラネ池 おもしろ工作 実験ショー!
チャレンジ工作は、プロペラで進む船なんてすごいよね〜!ちゃんと作れるかな。まっすぐ進むかな。できあがったら、誰かと競争したいかも〜!
スペシャルサイエンスショーは、毎年恒例の「ヒヤヒヤ液体窒素の大実験」だよ。シュワワ〜っとみんな涼みに来てね〜!
(企画・伊藤)
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梅雨の雨が降り続いていますが、みなさんお元気でしょうか。
梅雨明けとともに本格的な夏がやってきます。
科博の夏のイベントを時間の順番にご案内しますので、この記事を参考になさって、ぜひご来館ください。
まずは、7月のイベントカレンダーをご覧ください。
(こちらををクリックするとイベントスケジュールが別ウィンドウで開きます。)
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これを見ると科博のイベントがギュッと詰まっているのがよくわかりますね。
ここからは、簡単な説明をしながら、リンクを貼っていきますので、詳しい内容は下線の引いてあるリンク先で確認してくださいね。(画像をクリックすると大きくなります。)
●「新・恐竜大進撃」と「ナットのスペースアドベンチャー」が始まりました。先週は最初の土日でしたが、大盛況でしたよ。
■7月13日(土)〜■新テーマのサイエンスショーがスタート!■
●超伝導をテーマにした「超超ビックリ!超伝導」が始まります。「超伝導」のどこがすごいのか実験と解説で解き明かしてくれます。超伝導の持つ不思議な力にみんなビックリ!
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■7月13日(土)〜■特別展「からくりランドの大冒険〜ゆかいなしかけのおもちゃたち〜■
●日本中からゆかいなしかけのおもちゃたちが集まってくるよ!見たり触ったり体験しながら、身近にある機械の仕組みを知ることができます。キーワードは歯車やカム、軸受(ベアリング)などの部品。いったいどんなものか実際に見に来て確かめてみてね!
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■7月13日(土)〜■特別展関連のワークショップも始まるよ!■
●特別展の会期中、毎日開催のワークショップ
「大漁!!スピナー釣り堀」「ピョコピョコおもちゃ」(7月16日は休館日になります)
●特別展の会期中、土日祝のみ開催のワークショップ
「オリジナル歯車アクセサリーを作ろう」(7月20日・21日と8月10日〜12日を除きます)
●7月13日(土)〜15日(月‣祝)に限定開催のワークショップ
「からくりペーパークラフト『ペンギン爆弾』を作ろう」(無料)←事前募集は締切。当日先着順に受け付けます。
●7月30日(月)に限定開催のワークショップ
「みんなdeドミノ」(無料)
●事前申込制のものもあるので、しっかり確認して(←募集継続中かクリックして確認)、早めに申し込んでね。
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■7月20日(土)〜21日(日)■プラネ池 おもしろ工作・実験ショー■
●エントランスでは「チャレンジ工作!スイスイ進む!発泡スチロールプロペラ船」、プラネ池では「スペシャルサイエンスショー ヒヤヒヤ液体窒素の大実験」をやってるよ!ヒヤヒヤっと涼みに来てね!
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■7月27日(土)〜28日(日)■第5回中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会/28日■第5回かはく科学研究プレゼンテーション大会プレイベント サイエンスミーティング/27日■
・この日はたくさんの中高生が集まって、科学に関する発表やディスカッションをするよ。エントランスホールや多目的ホールは真実を求める熱気でいっぱい。
みなさんどうでしたか?科博のイベントはこれだけではありません。
博物館講座や恐竜体操(日曜‣祝日 15:30〜45)などまだまだたくさんあるよ。
科博にも時々楽しみながら学びに来て、夏休みを有意義に過ごしてね。