およそ4週間続いた中学校の職場体験学習が先日終わりました。新居浜市内4校の中学生が、1校あたり4日から5日間、博物館でさまざまな活動に取り組んでくれました。

接遇の練習をしたり、プラネタリウムで星空解説の体験をしたり、特別展を中心とした夏休みのイベント準備を手伝ったりしてくれました。

⑤特別展の展示をお手伝い

◆7月13日(土)から開幕する特別展「からくりランドの大冒険‼~ゆかいなしかけのおもちゃたち~」では、

・展示物の名前と作者などを書いた「キャプション」作り

・来館者がたくさん来た時に配る「整理券」作り

・会期中毎日行われるワークショップ「大漁‼スピナー釣り堀」「ピョコピョコおもちゃ」の材料作りなどをしました。

・また、クラフトでできたカラクリおもちゃを展示する学芸員さんのお手伝いをするなど貴重な体験もできました。

①キャプションの切断作業

②入場整理券の切断作業

③スピナー釣り堀台座づくり

④ピョコピョコの部品作り

◆7月20日(土)21日(日)に行われる「プラネ池おもしろ工作・実験ショー」では、チャレンジ工作!「スイスイ進む!発泡スチロールプロペラ船」の材料作りをしました。

◆8月10日(土)~12日(月・振休)には「夏だ!おもしろ実験まつり」など夏のイベントの内容を盛り込んだチラシを発送するために、枚数ごとに分けたり、封筒の中に入れたりしました。

◆8月21日(水)に行われる「教員のための博物館の日」で使う、昆虫標本作成のための昆虫採集も行いました。

⑥プロペラ船の部品作り

⑦チラシの詰め込み作業

⑧昆虫採集の準備作業

中学生たちは、コツコツと地道に行う作業を体験し、ふだんの博物館では見ることのできない裏方の様子(イベントを成功させたり、来館者に満足して帰っていただくために、準備したり工夫したりしていること)を知って、博物館の見方が大きく変わったようでした。

みなさんも夏休みのイベントにいらした際には、中学生達が作業に参加したことを思い浮かべてみてくださいね。

最後に職場体験に参加してくださった中学生のみなさん、どうもありがとうございました!

(企画:伊藤)