Archive for 10月 22nd, 2019
愛媛県総合科学博物館は、11月11日(月)に開館25周年を迎えます。それにちなんで、この25年間の博物館の歴史をいろいろな角度から振り返っていきたいと思います。
今回は、科博のウェブサイトから、科博の展示会を年度別、種類別にたどってみました。■
みなさんは、博物館に来たとき何をしたいと思うでしょうか。
プラネタリウムを観るか、お目当てのイベントを体験しに行くか、展示会を観るか。
お昼時ならレストランに行ったり、時間があるときにはジュースを買ったり、ミュージアムショップで買い物をしたり。
一人で静かに過ごしたいときには、ベンチに座ったり、図書室に行ったりといろいろな過ごし方があるものですね。
けれども、博物館と言えば「展示会」。
他に何もなくても、博物館には「展示会」が必ずあるものですよね。
それ以外にも、博物館にはたくさんの仕事があるのですが、それはまたの機会としたいと思います。
(参考:http://www.i-kahaku.jp/blog/events%ef%bc%86report/5291博物館実習と博物館の仕事)
さて、当館でも、常設展に加えて、開館した翌7年度末から特別展などを開催してきました。それをまとめたものが、次の一覧表になります。
《見方》
・PCでご覧の方は、画像をクリックして表示し、さらにクリックして拡大してください。全体の表示はできませんが、横にスライドさせることで、大きな文字で見ることができます。
・スマホでご覧の方は、画像をタップして表示し、ピンチで拡大してください。
・凡例:薄青色→特別展、薄緑色→企画展、館蔵展、テーマ展、薄山吹色→巡回展
特別展、企画展などの展示会の開催は、巡回展や館蔵品展を活用しながら年とともに徐々に増やしてきました。
来館者が多い春休みからゴールデンウィーク、夏休みの時期に予算規模の大きい特別展、企画展を配し、秋、冬にも企画展、巡回展を入れることで、年2〜4回は独自企画の展示を開催できるようになってきました。
このように質・量ともに展示が充実してきたことに加え、平成21年度以降は巡回展を増やしたことで、多様な視点の展示会が開催できるようになってきました。
また、時代の流れに沿って、当館でも体験展示を取り入れた展示会が増えました。
「見るだけでなく、触って、体験して、感じて」もらうことに力を入れ、体感したことを通して「しくみを理解し、知る喜びを他の人につなげて」もらい、より多くの方に「科学する心を育んで」もらいたいと考えています。
特別展、企画展などで製作した展示物は、一部常設展示の中に移設し、引き続き体験してもらっていますので、常設展示の体験展示充実にも一役買っています。
コチラのリンクに、全部ではありませんが、特別展・企画展などの概要や展示の様子などが記録されていますので、ご覧ください。(企画・伊藤)
平成21年度以降:https://www.i-kahaku.jp/research/kiroku/index.html
平成20年度以前:https://www.i-kahaku.jp/research/kiroku/h07_h20.html
《出所》
・科博展示会の一覧表
https://www.i-kahaku.jp/research/nenpou/pdf/h29nenpou.pdf(平成29年度年報:博物館概要・沿革)