森のそうじ屋・キノコの観察
平成23年11月12日(土)、博物館講座「森のそうじ屋・キノコの観察」が行われました。キノコって、妖しくて、可愛くて、神秘的で、不思議で…「もっと知りたい!」という参加者のみなさん22名が新居浜市民の森に集合です。
案内は…
幅広い専門分野を持つ 自然研究科 小林学芸員。
ボランティアスタッフの郷田さん。
自称キノココレクター企画普及グループ 光澤 です。
気持ちの良い秋晴れの中、キノコを探します。道中、昆虫や植物にも興味をひかれながらも
今日の観察のメインは『キノコ』です。
『キノコ』と言っても、おなじみのあの形のものだけでなく、
木にスカートのようにくっついているものもあります。
自分の安全とキノコを傷つけないように気を付けて、優しく採取。
観察しながら、色々なキノコを採集しました。
形の分類は 4種類
「キノコの形」「おさらの形」「ボールの形」「ヘンな形」
生えていた場所は 2種類
「木から」「地面から」
みんなが採集したものを並べてみると…
「地面から」生えていた「キノコの形」のキノコ
と
「木から」生えていた「お皿の形」のキノコ
が多く取れました。
普段 道で出会っても「キノコ見つけたー」でおしまいではないでしょうか。
今日は 小林学芸員の解説で それぞれのキノコの名前や特徴、
「森のそうじ屋」と呼ばれるキノコの分解者としての役割を学ぶことができました。
かわいくて、ヘンなキノコにたくさん出会えた楽しい講座でした。
キノコは 実際に触ってみると、意外に固かったり、もろかったり。
今日はお勉強のために採集しましたが、自然の中にスックリと生えている姿が
やっぱり一番ステキだなぁと思いました。
※食べるのはもちろん、触るだけで危険なキノコもありますので、くれぐれもご注意ください。
(企画普及グループ 光澤)
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