5月
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さて、化石の入ったペーパウェイトの石灰岩
続いては、高知県中西部の佐川盆地&横倉山の石灰岩になります。
佐川盆地は、西南日本外帯(秩父帯)の典型的な地質構造をした地域で、
地層が複雑に入り組み、さまざまな岩石や化石が見られます。
南北5kmの間に、シルル紀(約4億3000万年~)から白亜紀(約9800万年~)までの約3億年分の地層が見られ、
場所によっては、200m進むだけで、地層の年代が1億年違うところもあります。
古くから化石採集のメッカとして非常に有名です。
ここでは佐川地質館の学芸員溝渕さんに鳥ノ巣層群と横倉山の石灰岩をわけてもらい、
さらに化石採集にも連れていって頂きました。
※鳥ノ巣層群
ジュラ系の石灰岩です。サンゴやウニの化石がたくさん入っています。
割ると油のにおいがするのが特徴(なぜでしょう?当日聞いてみてね)
※横倉山の石灰岩
三葉虫!やサンゴの化石が入っています。ここのサンゴは日本最古のサンゴの化石として有名です
他にも栃木県葛生産の石灰岩など化石好きがみたらよだれがでてきそうな石灰岩をそろえております。
5月26日は磨いて、磨いて、化石をさがして、化石模様が美しいペーパーウェイトを作ってみよう!!!
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「化石の入ったペーパーウェイト」
日時:5月26日(土)10:00-12:00/13:30-16:00
場所:博物館 サイエンス工房
※参加無料(常設展示観覧巻が必要になります)
※材料がなくなり次第終了となります(先着50名程度)
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(企画普及グループ 岩本)
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