キノコの季節

博物館、エントランス前の芝生に見慣れぬモノが落ちているな~…と思って近づくと !キノコ発見です!

持っていたキノコの本には載っていなかったので、自然研究科 小林学芸員に聞くと

  「スミレホコリタケ。
   けっこう珍しいキノコだけど、芝生や草むらで見かけるようになった。
   最近増えてきた キノコ。」

                       …だそうです。

白くて、丸い。「ひだ」はなく、ひとつながりのボールのような形をしています。
てっぺんは、ひび割れたような模様があります。
つるつるで、ぽんぽんしています。(大きくてかわいい)

幼菌もみつけました。(小さくてかわいい)

さらに成長すると、スミレ色(というよりは黒っぽい)になり、胞子塊になるそうです。
つつくと、胞子が出ます。むしぱんのような触り心地です。(突いた人 臨時職員 永井さん)

他にも、ホコリタケの仲間?

おなじみシバフタケも生えていました。

みなさんも、今年の秋は身近な自然に目を向けてみませんか?
※食べるのはもちろん、触るだけで危険なキノコもありますので、くれぐれもご注意ください。

=10月に開催される 博物館講座 自然観察会=

◆渡るチョウの観察◆
・日時  平成24年10月14日(日)10:00~12:00
・場所  博物館周辺
・定員  30名
・参加費 無料
■申込み締切■ 9月28日(金)

◆森のそうじ屋・キノコの観察◆
・日時  平成24年10月21日(日)10:00~15:00
・場所  住友の森 フォレスターハウス(新居浜市別子山)
・定員  30名
・参加費 無料
■申込み締切■ 10月5日(金)

◆断層めぐり◆
◆講師  高橋 治郎(愛媛大学)
・日時  平成24年10月28日(日)9:30~14:30
・場所  博物館研修室・新居浜市(萩生)※博物館からバスで移動
・定員  35名
・参加費 1,050円
■申込み締切■ 10月12日(金)

詳細、お申込、その他の博物館講座はこちらをご覧ください。

(キノコ好き 光澤/キノコ突き 永井/同定 自然研究科 小林)