早いもので、3月も残すところあと4日。桜が咲き始める季節となり、なんだかウキウキしますね!

前回に引き続き、「科学捜査展 SEASON2」の展示物をいくつか紹介したいと思います。

・「血痕から事件状況を推測しよう!」(血痕分析)

これは、なかなかリアルな展示ですね…。もちろん、本物の人間の血ではなく、油性ペンキで表現しておりますので、ご安心を。

こういった血痕の付着状態から、事件の状況を推測することが可能です。 壁や床に付着した血液の形状から、どのような状態で危害を加えられたのか、どこから血が飛び散ったのかを推測することができます。この展示では、血痕の付着状況から事件状況を推測したり、ルミノール試薬を使って人間の血痕かどうかを判別する方法を映像で紹介します。

・「足跡をさがそう!」(足跡鑑定)

足跡の特徴を調べることで、様々なことが推測できます。

靴底のパターンからどんな種類の靴を履いていたのか、靴底の擦り減り具合から歩き方に癖があるのか、足跡に土や砂が付着していれば、どんな場所からやってきたのか…。個人を識別できるわけではありませんが、これらは重要な証拠になります。この展示では、石膏を使った足跡採取の紹介や、静電気を利用した足跡採取の体験をすることができます。

そのほか、火災鑑定や交通事故鑑定など、様々な鑑定手法を紹介します。

さて、今回はさらに「科学捜査展 SEASON2」のポスター・チラシ画像を公開します!

今回のチラシは、なんとA3二つ折りです!

いつもはA4サイズなので、単純に倍近くの情報量になります。おもて面がポスターと同じメインビジュアル、中面に「科学捜査紹介コーナー」と「捜査体験コーナー」、裏面に「関連イベント」が載っています。

展示物や体験コーナーの写真がたくさん使われていて、なんだか楽しそうな感じもしますね!前回、プラネタリウム番組「名探偵コナン」との関連を紹介しましたが、このレンガ模様の背景もちょっぴり「名探偵コナン」を連想させます。

このチラシやポスターは、4月に入ってから各学校や図書館、公民館、文化施設等へ発送される予定です。もうすぐですね。

次回は、タブレット端末を使った「捜査体験コーナー」について紹介します。

(企画普及グループ 秋山)