科博開館26年目を迎え、清々しくも朝陽を浴びている様子の博物館です。(2枚目は昼頃)

1枚目の写真は、通称プラネ池に映るプラネタリウム棟と石鎚山脈の山々です。プラネタリウム棟は朝陽を受けたところが輝き、当たっていないところには朝露が残っています。

開館直前の撮影ですので、放射冷却になるような風がなく天気のよい日にはこのような様子が開館後にご覧になれます。

また、これから山から平地へと紅葉の季節が訪れますし、冬場にはプラネタリウム棟に霜が降り、真冬にはプラネ池に全面氷が張ることもありますので、四季折々の姿をご覧になることができます。

朝晩は冬を感じさせる寒さになってきましたが、日中はほんとうに気持ちのよい季節になりました。25年前に開館した頃も、きっとこのような風景が見られたことかと思います。

あれから敷地内の植栽も大きく成長し、まわりの景色とも馴染んできました。26年目からの博物館も皆様と一緒に一歩一歩進んでいきたいと思っておりますので、ご愛顧のほどよろしくお願い致します。

企画展「別子銅山・東平の思い出」も、先週は、新居浜南高校のユネスコ部の生徒さんがいらっしゃって、「東平を学ぼう!」と題して、写真やクイズを映し出しながら楽しく解説をしてくださいました。

来週は、元坑夫伊藤浩氏、元索道運搬夫の野住藤二郎氏をお招きして、当時の銅山の採掘・運搬についてお話ししていただきます。

大変貴重な機会ですので、ぜひおいでください。(企画・伊藤)