7月23日(土)と24(日)に開催された博物館講座の科学実験教室「ふわふわ!でっかい!ジャンボシャボン玉をつくろう」の様子をお伝えします。

天候にも恵まれ、多くの参加者でにぎわいました。

テキスト表紙

シャボン玉の作り方の説明を聞く受講者

まずは、スペシャルシャボン液を作りました。

割合は、食器洗い用洗剤:洗たくのり:お水=1:5:10です。食器洗い用洗剤は、成分が界面活性剤40%以上のものを選びます。お水は、蒸留水や1日以上汲み置きしておいたものなどを使用します。

ストローでシャボン玉をつくると枠が小さいので、小さいシャボン玉ができます。

ストローでシャボン玉を作る

針金ハンガーで作った枠は大きいので大きなシャボン玉ができます。

針金ハンガーで作った枠にモールを巻きつけるとシャボン液がたくさんつきます。

針金ハンガーでシャボン玉を作る

大きなシャボン玉へ上手に息を吹き込むと、大きなシャボン玉の中に小さなシャボン玉ができます。

二重シャボン玉を作っているところ

空中を漂う二重シャボン玉

シャボン玉は、いろいろな色がしま模様になっています。そして、ゆらゆらぐるぐると色が変わったり動いたりしています。しばらくすると、膜が薄くなり色がなくなります。この後にシャボン玉は割れてしまいます。

割れる直前の膜が薄くなったシャボン玉

シャボン玉を水鉄砲で撃つとどうなるかというと、シャボン玉が割れることもあるし、シャボン玉を水が突き抜けることもあります。

水鉄砲でシャボン玉を撃つ

この他、シャボン玉に関する様々な実験を行い、シャボン玉の科学について楽しく学びました。最後は、さらに大きなシャボン玉を作りました。受講者の皆さんは、夏のよい思い出の一つになったのではないかと思います。