愛媛科博のプラネタリウムに、ついにあの話題作が登場!
これまで国内各地、そして海外でも投影され、すでに観客動員数が100万人を超えた大ヒット作「銀河鉄道の夜」の投影が、7月10日(土)より始まります。
実は某日、番組投影チェックのために制作者のKAGAYA氏自らが当館を訪れ、テスト投影を見ていかれたのですが、映像や音響の出来栄えに、最高の評価をいただきました! 制作者のお墨付きを頂いた「まぎれもなく世界最大の『銀河鉄道の夜』」を、ぜひぜひお楽しみに!!!
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80年も前に宮沢賢治が書き留めておいた未完の作「銀河鉄道の夜」を、デジタルファインアーテイストのKAGAYA氏が、プラネタリウムのドームいっぱいに、見事に実現してみせてくれます。
KAGAYA氏は幻想的で透明感あふれる絵画で若者を中心に圧倒的な人気を誇るアーティストです。一方で彼は天文知識にも優れ、描く星はすべて実際の天文データに基づいて作りこむ、というこだわりよう。ライフワークとして取り組んだ「銀河鉄道の夜」でも、幼少の頃受けた感動をそのままに、何年にもわたって原作を忠実に読み返し調べ上げ、ほとんど手作りのような形で作り上げたそうです。
初めて見るのに懐かしい。そして、ずっとその世界に浸っていたい…。 きっとそんな想いにさせてくれる、本当に素敵な作品です。愛媛にやってくる「世界最大の銀河鉄道」に、あなたも乗ってみませんか?
博物館友の会は博物館を利用することを通じて自然や科学を学び,会員同士やお客さんと交流することを目的とした集まりです。
すでに今年度もたくさんのみなさんにご入会いただきました。
友の会には
・科学クラブ
・自然クラブ
・天文クラブ
の3つのクラブがあります。
友の会のクラブは博物館を盛り上げる,博物館には欠かせない存在です。
この春,行われたクラブの活動を紹介します。
●4月11日(日)…科学クラブ例会
この日は科学クラブの例会が行われました。
70名ものクラブ員が参加し、大盛況!
「鳥と飛行機 どこが違うか?」というテーマで,昆虫グライダーの工作と実験を行いました。
今回の工作ネタの提供は,科学クラブの大人会員さんです。講師も務めてくれました。
飛ぶ仕組みについて楽しく解説した後,グライダーの工作開始です。
子供会員さんたちは「重り」や「反り」を調節して,よく飛ぶグライダーを作って飛ばしていました。
この試行錯誤が工作の魅力です。
とても楽しい一日でした!
●4月25日(日)…自然クラブ例会
快晴のこの日,自然クラブでは 春の植物の観察 を行いました。
大人も子供も熱心に観察&メモ。
川又学芸員のガイドで道端に咲いている植物を観察しながら,博物館周辺をぐるりと歩きます。
大人から子供まで興味津々です。
大人会員さんは,花の名前や見どころを教え合ったりしています。
子供会員さんは,カラスノエンドウのさやを開いて豆の数を数えたりしています。
普段はじっくり観察することのない植物を,座り込んで観察しました。
とてもサワヤカな一日でした!
●5月5日(水)…天文クラブ 公開天文台
ゴールデンウィーク最終日のこの日,館内のあちこちで科学クラブのイベントが行われました。
天文クラブでは博物館屋上の天文台を使って,太陽と金星の観察を行いました。
絶好の観察日和!ですが暑い。
写真は「太陽投影板付き望遠鏡で,太陽の黒点を観察している様子…を取材されている様子」です。
「昼でも金星は見えるのですか?」「黒点ってなんですか?」などの
星に関する質問に,大人会員さんは楽しく答えます。
たくさんのお客さんが望遠鏡をのぞき,いろいろな発見をしていたようでした。
とても活気のあふれた3日間でした!
今年度も元気に活動中の博物館と友の会です!
「楽しそう~」「参加してみたい!」と思った方,博物館友の会は誰でも入会できます。
一緒に博物館で楽しく活動しましょう。
博物館 友の会ホームページ: http://www.i-kahaku.jp/friend/index.html
(企画普及 光澤)
3月20日、無事にリニューアルの日を迎えました。
教育長はじめ多数のご来賓と、一般公募のお客様を迎え、記念式典が開催されました。
リニューアルにあわせ、全天周番組では「ジャーニー・トゥ・スターズ」と「星の森」を公開。
今後も魅力的なプログラムを投影していきつつ、さまざまなイベントを企画する予定です。
工事に携わられた方々、その他ご協力いただいた皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
式典の様子
3月21日に自然観察会「植物の観察(春)」を開催しました。
前日の夜はひどい風雨でしたが、当日は天気も回復し、無事開催することができました。
博物館周辺の春の植物をゆっくり歩きながら観察しました
土手には、ツクシがいっぱい!
タンポポの同定の仕方も教えてもらいました。
花の裏が同定のポイント!!
これはカンサイタンポポ、在来種です
花の下のつぼみを包んでいた総苞片(そうほうへん)が反り返っていなければカンサイタンポポです。
反り返っていれば、セイヨウタンポポです。
これはシロバナタンポポ、在来種です
まだまだ、寒い日もありますが、
外に出かけた際は、春の植物に目を向けてはいかがでしょうか? (企画普及 岩本)
今日の夕方、ニュースの特集をご覧になった方もいらっしゃると思います。
これは、その取材の様子です。
暗いドーム内の撮影は難しく、何度も映像チェックをしていました。
調整作業やトレーニングの合間での撮影は、いろいろと調整が大変でしたが、ニュースはすばらしい仕上がりでした。
ご協力いただいた皆様、テレビ局のみなさま、ありがとうございました!