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主催:愛媛県総合科学博物館
かはくノーベル賞記念講演会「青色発光ダイオードの開発とノーベル賞」 ノーベル賞受賞後初の講演会!
中村修二
2014年ノーベル物理学賞受賞
カルフォルニア大学サンタバーバラ校教授
プロフィール
1954 年、愛媛県生まれ。 現在、カルフォルニア大学サンタバーバラ校教授、工学博士。1979年、徳島大学大学院修士課程修了。 同年日亜化学(株)入社、開発課に所属し半導体の研究に携わる。 93年、20世紀中には不可能と言われていた高輝度青色発光ダイオード(LED)の開発に世界で初めて成功。 95年には緑色のLED、白色のLEDを開発。フルカラーディスプレイを始め照明機器など幅広い用途に利用され、世界中の省エネに貢献している。 また99年には紫色半導体レーザーを製品化。 その業績を讃えられ、仁科記念賞、大河内記念賞をはじめ、国内外の名誉ある科学賞を多数受賞。 2014年、ノーベル物理学賞を受賞。同年、文化勲章を受賞。2015年、愛媛県県民賞受賞。


講演会で中村博士に寄せられた質問とその回答
Q.
  理系研究者に育てるには、どのようなアドバイスをすればいいですか?
A.
  理科が好きになるように育てる。謎を解くのが好き、研究が好きになるようなアドバイスを。私も謎解きが好きだった。問題を解くのも好き。推理小説も好きだった。また、研究もみんなと違うテーマを探すことも大切。誰もやっていない分野はリスクを伴うが、うまくいけば大きな成功を手にすることができる。

Q.
  青色LEDの研究を始めたころに持っていた信念や実験を続けるためのモチベーション維持の方法を教えてください?
A.
  始めは青色LEDができるかどうかわからなかった。しかし、アメリカ留学の体験から博士号取得が目標となり、そのために論文を書きたかった。研究者がほとんどいない青色LEDの発光素子候補である窒化ガリウムを研究することで論文が書けると考えていた。実験を始めると、窒化ガリウムの結晶を作る装置がそのままではうまく働かないことが分かり、改造と実験を毎日繰り返した。論文を書きたい一心で研究を続けていた。今考えると、それが良かった。最終的には、論文になる実験結果が得られるだけでなく、作った結晶は全て世界一の性能を持ち、ノーベル賞受賞の研究に繋がっていった。

Q.
  研究人生の中で一番の困難や問題は何でしたか?また、その時の克服方法は何でしたか?
A.
  自分の研究人生を振り返ると、成果が出ず研究に集中するもどんぞこの状態になり、半ばやぶれかぶれの中で模索することで集中力が増し、その結果いい発見や発明が生まれるというサイクルの繰り返しだった。苦しくてもそのことばかりを突き詰めていけば、いつかはいいことがある。そのように考えている。

Q.
  ノーベル賞後、次の研究テーマはなんですか?
A.
  もっと効率の良い照明を作りたい。LEDでは発光効率がこれ以上高くならない科学的な限界があることが分かっている。そのため効率100%が理論的に可能なレーザーダイオードを研究している。この素子を利用することで、今よりも効率の良い照明を実現し、世界的な省エネに貢献したい考えている。

Q.
  地元での講演をしてどう感じましたか?
A.
  故郷で話をする機会があって、とてもうれしい。これからは地方の時代であり、地方の活力に期待している。研究も地方の方が環境がいい。

Q.
  ふるさと愛媛をどのように考えていますか?
A.
  愛媛県は自分のふるさとで一番帰りたい場所。アメリカでの生活でもよく思い出していた。愛媛に帰るとほっとする。リタイアしたら帰ってきたいとも思う。

Q.
  愛媛で行きたい場所はどこですか?
A.
  一番行きたい場所はふるさとである大洲や伊方町の大久地区。

Q.
  愛媛で思い出すことはなんですか?
A.
  故郷の大久地区の砂浜や魚、大洲市の森や木を思い出す。愛媛県には海と山のイメージを強く持っている。

Q.
  ふるさとの味といえばなんですか?
A.
  魚をはじめ海産物がおいしい。じゃこ天も好き。


平成27年 22日(月)午前10時30分~11時30分
場 所: 愛媛県総合科学博物館 多目的ホール
定 員: 300名(入場無料)
応募者多数の場合は抽選となります。
抽選にもれた方から300名様にプラネタリウムで本講演の中継を観覧する抽選を行います。
 
講演会 申し込み方法
※この講演会は終了しました
 
抽選結果について
申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。
申込み締切後、1週間前後で結果をお送りします。
携帯電話等のメールからお申し込みされた方は、パソコンからのメールを受信できるように設定しておいてください。
当日は、当選結果が書かれたはがき、ファックス、メールの画面又はプリントアウトしたものが入場券となります。当日必ずお持ちいただくようお願いします。
お問合せ
愛媛県新居浜市大生院2133-2
愛媛県総合科学博物館 学芸課 科学・産業研究グループ
TEL 0897-40-4106
 FAX 0897-40-4101
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