●科学技術館の新しい展示の紹介
ふしぎアベニューは、光や回転などによって人工的に作りだした錯覚や物理現象を体験できるコーナーです。回して、見て、動かして、あなたの目と頭と、からだ全体で「ふしぎ」現象を楽しみましょう。
ガラクタの紳士
スプーンやお皿、コップなど、一見ただのがらくたの山。ボタンを押して光をあててみると、なんと!シルクハットをかぶりステッキを持った紳士のシルエットが浮かび上がります。
ただのがらくたの山が…
紳士のシルエットに!
ゾートロープ
黒い円筒の中には、少しずつ変形させた飛行機の模型と人の絵が並んでいます。これを矢印の方向へまわして、細長い穴からのぞいてみましょう。飛行機が動き、人が走って見えます。アニメーションの原理を利用したものです。どのように動くかは、実際に体験してみてくださいね。
矢印の方向に回しましょう
中は、このようになっています
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サイコロ万華鏡
箱の中をのぞいてみると、まるで宇宙のような美しい空間が広がります。箱の中の全面に鏡が貼ってあり、箱の壁の穴から入った光が鏡で反射されてこのように見えるのです。
二つの穴をのぞくと
美しい星空?
ピンスクリーン
4万本のピンで作られたスクリーンです。下に手をあててピンをもちあげると、手のかたちに浮かび上がります。手を滑らせると、動きの残像も楽しめます。
ピンが手に当たる感触がちょっと気持ちいい
無重力ミラー
鏡のはしにからだの中心を持っていき、片足を上げてみましょう。鏡にうつった右半分のからだが左半分のように見えたとき、自分の姿はまるで宙に浮いているように見えます。
からだが宙に浮いている!
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錯視図形
錯視図形の専門家、立命館大学の北岡明佳先生による最新の作品を紹介しています。まっすぐな線なのにまがって見えたり、円なのにうずまきに見えたり、とてもふしぎな図形です。
魔鏡
ふつうの鏡のように見えるのですが、強い光を反射させると映った光の中に絵が浮かびあがるふしぎな鏡です。この「魔鏡」は、魔鏡師(魔鏡を作ることができる人)新居浜市在住の高橋一夫さんが作ったものです。
ふつうの鏡に見えるけど
浮かび上がる観音像。ふしぎ!
大型透過型ホログラム「歩いてくる恐竜」
透過型ホログラムは、うしろから照明を当てることで立体的な絵が映し出されます。ティラノサウルスが頭としっぽを大きく揺らしながら、こっちへ歩いてきます。見る位置をかえると、立体像の角度が変化して動いて見えたり、色が変わって見えたりします。いろいろな位置から見てみましょう。
電磁実験装置
磁石のまわりのように、磁気が働く空間のことを「磁界(じかい)」といいます。鉄の棒にコードを巻きつけ、ボタンを押して電流をながすと、鉄の棒が磁石になります。これを電磁石といいます。この電磁石に、いろいろな形の鉄片をつけてみてください。コードの巻き方を変えたり、電流の流れる方向を変えたり、いろいろ試してみてください。
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