このシャボンが作ったらせん階段のような面を、ヘリコイドといいます。2重らせんに渡された直線が、回り進んで描く面です。らせん同士の間隔が直径より小さい時、ヘリコイドは最小面積とならず、らせんには蛇腹ホースのような膜が張ります。しかし、枠の工夫でシャボン膜を惑わすこともできるのです。中心に1本軸を通すだけで膜をらせん内部に呼び込むことができ、ヘリコイドになります。