アマゾン ホントはこんなトコだった! ガイドブック
自然研究グループ 学芸員 大西 剛 |
アマゾンという言葉に皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょう。広大なアマゾン川、地平線の彼方まで続く未開の原生林、あるいは大蛇アナコンダや猛魚ピラニアを思い浮かべる方も多いでしょう。どこに行っても高温で多湿な密林、マラリアを感染(かんせん)させる蚊の大群など、過酷で不快な環境のイメージもあると思います。世界最大の流域面積を誇るアマゾン川は、総面積約700万平方キロあるいはそれ以上とも言われており、その名前は多くの支流の総称となっています。また世界の熱帯雨林の約半分がアマゾンに分布しており、「地球の肺」として重要な役割を果たしています。
このページは、2015年度夏の特別展として開催した「アマゾン ホントはこんなトコだった!」の解説パネルをまとめたものです。当館の大西剛学芸員が2012年に実際に訪れた、アマゾン川の支流沿いにあるペルーの都市イキトスを中心に、アマゾンにすむ動物や魚、人々の暮らしについて紹介しています。さあ、みなさんも自分のアマゾンのイメージを確かめる旅に出発しましょう。 |
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