お持ちのタオルを手にとってよくご覧になってみてください。タオルには、普通の布と違い、経糸が輪になっているパイルと呼ばれる部分があります。タオルの中でこのパイルを作る場所を決めているのが、紋紙と呼ばれる紙です。
紋紙にはたくさんの穴が開いていますが、この穴の一つがパイル一つにつながっていて、パイルを作るかどうかを決めています。穴の開いていないところがパイルを作らないところで、穴が開いているところはパイルを作ることになります。紋紙1枚でよこ1列分のパイルの情報が入っています。例えば、よこ100列のパイルがあるタオルの情報が入っています。例えば、よこ100列のパイルがあるタオルには100枚の紋紙を使います。色のついた経糸を使うと、タオルにきれいな柄を作ることもできます。
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紋紙
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