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科学技術振興事業団(JST)「地域科学館連携支援事業」について

 平成13年度より、JSTの科学技術理解増進事業の一環として、「地域科学館連携支援事業」がスタートしました。この事業は、青少年の科学技術への理解増進を目的とし、「学校教育との連携」という視点からJSTが全国の科学館から事業案を募集し、審査の上、事業効果(教育効果)の優れた案に対して予算措置を講じるという内容です。
 平成13年度は、全国で22の企画案が採用され、当館も『巡回展「銅製錬今昔物語」及び関連事業の実施』という企画案で採用されました。2月には当館の学芸員が地元新居浜市内の小学校2校に出向き、出前事業「郷土産業学習会 銅の製錬を学ぼう」を開催し、大変好評を博しました。(写真)
 地元新居浜市には、かつて世界一の生産量を誇った別子銅山があり、市内には銅山ゆかりの貴重な産業遺産が数多く残されており、市内の学校では郷土学習の対象となっています。
 なお、この事業は15年度まで実施予定で、14年度は引き続き出前授業と巡回展「銅製錬今昔物語」を開催する予定です。

吉村学芸員による郷土産業学習会
(新居浜市立角野小学校)

昔の銅製錬作業を説明する吉村学芸員
(新居浜市立金子小学校)


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