話題提供
 ●産業館リニューアル

平成16年3月産業館交通運輸コーナーに 鉄道関係展示物を追加しました。
主に県内における過去の鉄道の様子がわかる資料を展示しています。

鉄道コーナー
鉄道模型 ●鉄道模型
大正3年に宇和島・近永間に開通した宇和島鉄道から平成14年に運転を開始した伊予鉄道市内電車の超低床車両「2100形」まで、29編成の鉄道模型を展示しました。大洲−内子・長浜間を営業していた愛媛鉄道など現在見ることができない車両も模型で見ることができます。

●腕木式信号機
国鉄(現在のJR)でかつて多く使われていた信号機です。支柱の左にある赤と白の細長い板が真横に向いている写真の状態は「止まれ」、斜め45度下を向くと「進め」です。夜は支柱の右側にある電灯の色で状態を表示しますが、赤のとき「止まれ」緑のとき「進め」を意味します。愛媛県では平成元年頃に姿を消しました。
腕木式信号機

通票閉塞器 ●通票閉塞器
かつて、単線の駅にありました。一つの区間に二つ以上の列車が入らないようにするための機械です。この閉塞器からタブレットと呼ばれる金属の円盤を取り出します。タブレットを持っている列車だけがその区間を走ることができました。

 ●自然館リニューアル

自然館、愛媛のゾーン海のエリアに、新しくオサガメの 剥製が展示されました。
オサガメ  このオサガメは、2003年6月に越智郡関前村岡村島沖で、サワラ流し網に絡まり死亡した個体です。甲羅の長さ130cm、重さは245kgもありました。オサガメは、太平洋やインド洋の外洋に生息し、日本沿岸で見つかることもありますが、瀬戸内海で見つかることは非常に稀です。今回展示された個体は、愛媛県産としては初めての標本です。隣には、宇和海で捕獲された全長約2mのエイも展示されています。あわせてご覧ください。

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