活動報告

●企画展「侵入者たち -外来生物について-」
会場のようす 5月22日(土)から6月20日(日)まで、外来生物をテーマに、企画展「侵入者たち−外来生物について−」を開催しました。

  私たちの身の回りには多くの生き物がすんでいますが、近年、本来の分布域以外から持ち込まれた様々な外来生物が関心を集めています。これら外来生物は、人間が意図的に持ち込んだものもあれば、何かに紛れて偶然持ち込まれたものもあり、アメリカザリガニやブラックバスなど、身近な場所に生息しているものもあります。

アメリカザリガニ  今回の企画展は、本来の分布域を越えて侵入してきた外来生物をめぐる様々な問題を紹介し、展示を通して、人間と自然の関わり方を考えていただくことを目的に開催しました。
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●特別展記念講演会「恐竜と鳥のミッシングリンク」開催
真鍋真氏 特別展「すごいぞ!むかしの生きもの〜化石でたどる動物の進化〜」開催に併せて、7月24日(土)に標記記念講演会を開催しました。講師には、古生物学研究の第一人者である国立科学博物館主任研究官の真鍋真氏をお招きし、生命誕生以来の地球上の生き物がたどった歴史、特に肉食恐竜と鳥類の生物学上の関連や進化の過程についてお話いただきました。恐竜から鳥への進化については、既に19世紀に指摘されていましたが、近年の古生物学研究の成果により、鳥のように羽毛をまとった恐竜の存在などが確認されています。
 講演会には県内外から290名の受講者が参加し、講演の最後には、恐竜の生態や進化に関して講師と受講者の間で活発な質疑応答がありました。
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●プラネタリウム講演会「目で見る太陽と地球〜オーロラがつなぐ二つの天体」開催
 8月7日(土)にプラネタリウムで講演会を行いました。
  愛媛大学総合情報メディアセンター助教授の村田健史先生が、オーロラや太陽について映像やクイズを交えながら分かりやすくお話してくださいました。中でもオーロラの全天映像のすばらしさには、200人の参加者が一時静まり返るほど。参加者の誕生日の星空や南極の星空を再現するなど、プラネタリウムの投影機も大活躍しました。質疑応答でもたくさんの質問が飛び出し、有意義な講演会となりました。
赤・青・黄の紙でクイズに答えました
赤・青・黄の紙でクイズに答えました
講演中の村田先生
講演中の村田先生
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●夏だ!おもしろじっけん祭り開催
 8月14日(土)・15日(日)・16日(月)の3日間、恒例の科学イベント「夏だ!おもしろじっけん祭り」を開催しました。毎年お盆に開催されるこのイベントでは、「ドラム缶つぶし実験」や「シャボン玉大実験」等の『巨大実験ショー』、「スライムつくり」や「スーパーボールつくり」等の『チャレンジ!プチ科学工作』、日替わりで「ピンホールカメラ」「四面万華鏡」「ポンポン船」を工作する『スペシャル科学工作教室』(有料・定員制)を行いました。
 この「じっけん祭り」は、博物館の職員と友の会科学クラブのメンバー(つまり地域の方々)が協力して運営する科学イベントで、平成12年以来毎年ゴールデンウイークとお盆に開催してきました。館職員だけでは実現が難しい大規模な科学イベントを行うことで、地域の方々が館の事業へ参画する機会を提供し、また、来館者サービスとしても成果を挙げています。
「スーパーボールつくり」に長蛇の列
「スーパーボールつくり」に長蛇の列
「ブーメランつくり」のコーナー
「ブーメランつくり」のコーナー
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