2004年9月1日  NO.39



【シリーズ】 愛媛の産業遺産2「新居浜東火力発電所2号タービンロータ」
 タービンロータこれは、新居浜市菊本町にある住友共同電力株式会社新居浜東火力発電所の2号発電機の一部で、平成8年まで使われていたタービンロータと呼ばれるものです。昭和11年から使われ始めましたが、回転数は1分間あたり3600回転で当時としては日本最高でした。1時間あたり2万キロワットの電気を作ることができ、当時としてはかなり大きな規模の火力発電でした。
 タービンロータは、外側にある羽根にボイラーで作られた水蒸気が流れ回転します。この回転が発電機に伝えられることにより、発電されます。二つのタービンロータがありますが、小さい方には高圧、大きい方には低圧の水蒸気を流します。
(産業研究科 学芸員 藤本雅之)


■研究ノート ツキノワグマを探しに
ロウソクを科学しよう
■活動報告 企画展「侵入者たち -外来生物について-」
特別展記念講演会
プラネタリウム講演会
夏だ!おもしろ実験祭り
■話題

博物館実習実施
自然館リニューアル

■サイエンスショー 秋番組「ピカピカ あかりの大実験」
 └平成16年9月11日(土)〜12月10日(日)まで開催
■プラネタリウム 秋番組「真夜中の音楽会」
 └平成16年9月11日(土)〜12月5日(日)まで開催