愛媛総合科学博物館

　10月9日から13日まで県下各地で開催いたしました「まなびピア愛媛2004」も、お蔭をもちまして全国から多数の方々の参加を得て､盛況のうちに終了することができました｡当館におきましても、実行委員会と共催で10月9日から31日まで次の事業を実施し、多数の方の御来館をいただきました。

10月10日（日）

　国立科学博物館理工学第四研究室室長の清水慶一氏から基調講演「近代化産業遺産技術史資料情報センターの役割」並びにえひめ地域づくり研究会議事務局長岡崎直司氏から「県内産業遺産紹介」についてお話いただきました。また、政府認定観光カリスマ森賀盾雄氏及び宮崎タオル（株）代表取締役宮崎弦氏を交えて「未来へ語る近代化産業遺産」と題しましたパネルディスカッションを実施しました。森賀氏及び宮崎氏には、併せて新居浜市及び今治市における近代化産業遺産についてお話いただきました。

清水　慶一先生

岡崎　直司先生

森賀　盾雄先生

宮崎　弦先生

10月11日（祝）

　別子銅山関連遺産を巡る新居浜コースと今治市近代化産業遺産を巡る今治コースの２コースによる見学ツアーを実施しました。新居浜コースは、新居浜市産業遺産活用室室長の坪井利一郎氏及び当館　村学芸員の解説により、旧広瀬邸・水力発電所跡・マイントピア別子・星越社宅などを見て回りました。今治コースは、宮崎タオル（株）代表取締役宮崎弦氏による解説により、大和染工（株）の工場見学並びにハリソン東芝ライティング（株）や（株）新来島波止浜どっくに現存する産業遺産などを見て回りました。


水力発電所跡（新居浜）		興業舎（株）第二工場ボイラー室跡（今治）

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10月9日（土）～31日（日）

展示案内

展示案内	愛媛県指定伝統的特産品25品目について、製品及び製作工程を解説する企画展を実施しました。特にフェスティバル期間中の９日～13日の間は、太鼓台刺繍飾り幕や水引細工等の実演並びに伊予竹工芸や砥部焼等の体験教室を実施しました。また、（社）愛媛県物産協会による伝統的特産品やじゃこ天の実演販売並びに10日には、地元岸影太鼓台の展示などもあり、多くの入館者の方に楽しんでいただけました。