自然館「愛媛のゾーン」に鳥類の展示コーナーが新しく完成しました。愛媛県で記録のある鳥類のうち、53点の剥製標本が展示されています。
標本は山の鳥から平野の鳥、水辺の鳥と生息地を反映した並びとなっており、剥製の上下の位置も生息場所を表しています。ヤマドリなど主に地上で生活する鳥は下に、主に樹上で生活する鳥は上に展示されています。これらの鳥は、全て事故などで死んでしまった個体を標本にしたものです。
今回の展示コーナーの設計に当たっては、展示物の追加や配置が自由に変更できる方法をとることとしました。壁面のパネルは店舗などで商品の展示に使われるものを用い、取り付けの金具も一部加工しましたが、簡単に取り付けられるものとしました。今後も標本の収集を進めながら、展示に活かしたいと考えています。 |
学芸課 自然研究科 学芸員 山本 貴仁 |
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