新しい展示がふえました
●自然館
自然館には、動物の剥製やいろいろなタネの標本などが展示されました。
全長約7mの恐竜の全身骨格(複製)は、迫力がありますよ。
パラサウロロフス骨格(複製)
中生代白亜紀に棲息していた体長約7mの植物食恐竜。頭のとさかのような突起が特徴。
パキデスモセラス
大きさが70cmもある北海道で産出したアンモナイト類。さわることができる。
黄道12星座
誕生日の12星座として知られる黄道12星座を紹介。
植物タネ標本
ドングリやマツボックリなどの山で拾うことのできるタネ38種類を紹介。
動物剥製
寄贈を受けた北海道産のヒグマとカナダ産のタイリクオオカミ。
外来生物
ブラックバスなど愛媛県で見つかっている外来生物の標本。
●科学技術館
体験展示3点と科学技術資料展示1点が増えました。体験展示は、どれもいろいろ試しながら楽しめる内容です。 私たちが予想しなかった楽しみ方を探し出してみてくださいね。
ファイバーアニメ
光ファイバーのスクリーンで見る絵や文字を映し出す装置。ファイバーの太さで見え方が変化する。
空気で遊ぶ
吹き上げられた空気の流れにボールを吸い付かせる装置。付属の器具で、ボールの動きを変えられる。
反射の法則
装置の壁面でうまく反射させるとパックがゲートを通過する。パックを反射させる位置と角度が重要。
顕微鏡分光光度計UMSP-1
(Universal Micro-Spectrophotometer)
この顕微鏡は、スウェーデンのカロリンスカ・ノーベル医学研究所の元所長カスパースン教授が考案し、1970年頃にドイツのカールツァイス社との共同研究により作られました。世界で100台のみ発売され、そのうちの一台を徳島大学医学部が導入し、細胞や組織内のタンパク質、核酸、酵素活性の定量など数多くの研究が行われました。しかし、機械の老朽化のため使用されなくなり、当館に寄贈されました。現在、世界に数台しかない大変貴重な顕微鏡です。
当時の最高の光学技術を駆使して作られた「顕微鏡分光光度計」の特徴と、その顕微鏡によって得られた研究成果を紹介しています。
常設展示 科学技術館のページへ
戻る