アルミホイルとプラスチックコップを2個用意してください。
- プラスチックのコップの外側にアルミホイルを巻いてください。2個ともします。
- 2つのコップを重ねます。そのとき、 中にアルミホイルを折りたたみ細長くしたモノ(集電板)をさしこんでください。以上でライデン瓶の完成です。
- 集電板のそばで塩化ビニルのパイプをティッシュで100回ほどごしごしこすります。
- ライデン瓶の下の部分を片手で持ち、もう片方の手の指先を集電板に近づけてみてください。ビリッとくれば電気が たまっている証拠です。
●ライデン瓶って?
ライデン瓶は、1746年ごろ、オランダのライデン大学で静電気の実験用に作られたものです。本物はガラス瓶と金属はくを使います。
原理はコンデンサーと同じです。向かい合わせにはりあわせたアルミホイルの間には、電気を通さないプラスチック(絶縁物)があるため、電気が流れません。そのため、アルミホイルに電気がたまります。
●百人おどしに挑戦しよう!
- みんなで、しっかり手をつないで輪になりましょう。その時、つないでいる手以外別のモノにはふれないでください。手をつなぐ人数は何人でもかまいません。
- 電気がたまっている状態で両端の人の1人が、ライデン瓶の外側のアルミホイルをにぎ り、もう1人の人が集電板をさわってください。全員がビリッと感じます。
●どうして?
この百人おどしは、100人の人が手をつないでも全員に電気をとおすこと ができるという実験です。その時からだに感じる静電気は、電圧が1万ボルトぐらいですが、電気の量は少なく、1億分の1秒くらいしかからだの中を流れないので安心です。ただし、心臓の弱い方やペースメーカーをつけている方はご遠慮ください。 |