2006年9月1日  NO.47

地衣類 その2

地衣類 その2

 地衣類の魅力のひとつに、様々な形と色があります。しわくちゃの紙のような葉状地衣、樹木の枝のような樹状地衣、かさぶたのようにモノにぴったり張り付く痂状地衣(かじょうちい)の3つのパターンに分けることができます。
 写真は左がハナゴケ、右の明るい色がワラハナゴケという地衣類です。姿、形は同じような樹状地衣ですが、ワラハナゴケにはハナゴケにないウスニン酸と呼ばれる地衣成分が含まれているため、明るい色をしています。ハナゴケ類の生育地は日当たりの良い乾燥した環境です。愛媛県内では赤石山系を中心に各地の山に分布しています。
(川又明徳/主任学芸員・植物担当)


■研究ノート 愛媛県におけるクツワムシとタイワンクツワムシの分布
二階付き電車が松山にあった
■話題 かはくナビゲーター活動中。
■ここにも科学 星空マニア (鈴木 麻乃)
やってみよう、秋の実験 (進 悦子)
観察日和 (小林 真吾)
■サイエンスショー お空のふしぎ???〜空を見上げてみよう〜
 └平成18年9月16日(土)〜12月15日(金)
■プラネタリウム エクスプローラーズ 〜星が導く航海〜
 └平成18年9月16日(土)〜12月10日(日)