博物館だより

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博物館だより

2008年秋冬号
活動報告
特別展「KARAKURI メカのしくみと動きのヒミツ」を開催しました。
平成20年7月12日(土)〜8月31日(日)

 7月12日(土)〜8月31日(日)までの夏休み期間中、特別展「KARAKURI メカのしくみと動きのヒミツ」が開催されました。茶運び人形や段返り人形を紹介した「からくり人形の世界」や、機械や道具の基本的な仕組みを紹介した「5つの要素」と「複雑な機械」、コミカルな動きをするからくり作品「オートマタ」、仕掛けのある箱開けに挑戦する「からくりパズル」の5つのコーナーに分かれ、見て、触って、学ぶことのできる数多くの体験型の展示を行いました。特に「オートマタ」は、四国で初登場ということもあり、実際に動いている姿を見て喜んだり、動く仕組みをじっくり観察したりしていました。「5つの要素」や「複雑な機械」のコーナーでは、てこやころ、滑車などを使って、実際におもりを動かして重さの違いを体験しました。また、歯車やプーリー、カムなどハンドルを回転させて、速度が変わったり、上下運動に変わったりすることも学ぶことができ、会場内は、様々な展示を体験する人達で大変にぎわっていました。 

 特別展の開催報告はこちらをご覧ください。

からくり人形の世界
からくり人形の世界
複雑な機械
複雑な機械

夢化学21実験教室を開催しました。
平成20年8月8日(金)、9日(土)

 8月8日(金)、9日(土)の2日間、当館のオリエンテーションルーム、展示棟科学技術館において、夢化学21実験教室が開催されました。このイベントは夢化学ー21委員会と当館との共催事業で、外部講師を2名お招きして、2日間で4テーマ11講座の実験教室を実施しました。参加者は全部で168名。水素ガスの爆発や二酸化炭素の実験、冷却パックを実際に作る体験などが行われ、受講生たちは充実した時間を過ごしていました。

 イベントの開催報告はこちらをご覧ください。

夢化学21実験教室
夢化学21実験教室

「夏休み自由研究相談所」を開設しました。
平成20年7月27日(日)、8月8日(金)、24日(日)

 7月27日(日)、8月8日(金)、24日(日)の3日間、エントランスホールにて、「夏休み自由研究相談所」を開設しました。「夏休み、自由研究したいけど、何をしようか迷っている」、「こんなことをしたいけど、どうすればいいか分からない」という相談を、友の会会員や博物館学芸員が受け付け、適切にアドバイスしました。川で拾った石を自由研究にまとめたい、恐竜について調べたいという質問や、酸性雨や摩擦、塩の実験をしてみたいなど、様々な相談がありました。相談に来る子ども達は、スタッフの話を真剣に聴いていました。

夏休み自由研究相談所
「夏だ!おもしろ実験まつり」を開催しました。
平成20年8月15日(金)〜17日(日)

 8月15日(金)〜17日(日)の3日間、夏のスペシャルイベント「夏だ!おもしろ実験まつり」を開催しました。スペシャル科学工作「ホバークラフトをつくろう」、プチ科学工作「スライム」や「ふしぎプロペラ」、巨大実験ショー「シャボン玉大実験」や「虹をつくろう」など、様々な科学工作・実験を行いました。「風船ロケット」は大人気で、会場は色とりどりの風船ロケットを持った子ども達でにぎわいました。

 イベントの開催報告はこちらをご覧ください。

風船ロケット
風船ロケット
ホバークラフトをつくろう
ホバークラフトをつくろう
「太陽を見よう」を開催しました。
平成20年8月16日(土)、17日(日)

 8月16日(土)、17日(日)の2日間、「夏だ!おもしろ実験まつり」の関連イベントとして、天文クラブの方にも協力していただき、「太陽を見よう」を開催しました。あいにくの曇り空で、薄雲を通しての観察になったので、黒点やプロミネンスは見えませんでした。それでも、Hα太陽望遠鏡を通してみる赤い太陽に、「わー太陽が赤い!」とはしゃいでいました。

 イベントの開催報告はこちらをご覧ください。

太陽を見よう
Hα太陽望遠鏡で観察中
博物館実習を実施しました。
平成20年8月28日(木)〜9月5日(金)

 8月28日(木)〜9月5日(金)に、7日間の日程で博物館実習を実施し、6名の実習生を受け入れました。実習では、標本整理・展示物製作・博物館講座指導補助・接客業務等のカリキュラムを組み、実習生に博物館業務の一端を体験してもらいました。実習を通して、大学の授業だけでは学びにくい博物館現場の実務について、理解を深めてもらったと思います。
実習生:愛媛大学理学部5名 高知大学理学部1名

博物館実習
収蔵庫で学芸員から説明を受ける実習生

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